ロッテ育成ドラフト3位・長島幸佑、プロ初登板からの成長を語る

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ロッテ育成ドラフト3位の長島幸佑、プロ初登板からの成長を語る

ロッテの育成ドラフト3位、長島幸佑投手(富士大学出身)が、4月4日の横浜DeNAベイスターズ二軍戦でファーム公式戦デビューを果たしました

デビュー以降、彼は8試合に登板し、着実に成長を遂げています

初登板の反省と自信

プロ初登板となったDeNA二軍戦では、自身の投球に対して反省の意を示し、「実戦不足で焦ってしまった」と述べました

しかし、ゲームの中で134キロのフォークを用いて空振りを奪ったことは、ポジティブな成長を示しています

このフォークボールは、視覚的に打者を惑わすための変化球であり、長島はその武器に自信を持っているようです

投球フォームの改善

6月14日の楽天二軍戦以降、長島は投球フォームを「より二段モーションに変更」し、これによりストレートの球速も150キロを超えるまでになっています

長島は、スピードだけでなく、投球の軌道を意識していることを強調し、打者にとって打ちにくい角度の球を心がけているとのことです

変化球の多様化
長島は変化球についても積極的に取り組んでおり、昨年の新入団選手発表会ではカットボールやツーシームなどを挙げ、「芯をずらして当てさせたくない時にはカーブやフォークを使う」と語っていました

現在は熟練したフォークに加え、カーブの習得も目指しています

登板状況と今後の展望

最近の9月12日のオイシックス戦では、2回を無失点に抑え、印象的な投球を見せました

長島は、マウンド登板前の準備に力を入れており、毎日のメニューで変わらないパフォーマンスを維持することを意識しています

体づくりと理想のスタイル

体づくりについても言及し、自己管理が重要であることを強調しています

体重は94キロまで増加したものの、理想の体重は93キロ、体脂肪率は15%だと語り、これを実現するためのトレーニングに励んでいます

来季への意気込み
シーズンも残りわずかとなっており、長島は来季につながるような投球を目指し、結果にこだわって日々努力しています

長島投手の成長は非常に注目に値します。初登板での反省を経て、各試合での投球の具体的な戦略を持ちながら、変化球の習得にも余念がない様子が伺えます。特に、来季に向けた意気込みが強く、成長を実感しながら準備を進めていることは、今後の期待を高めます。
キーワード解説

  • フォークとは? 変化球の一種で、通常のストレートよりもボールが急激に落ちることで、打者が打ちにくくなる特性を持っています。
  • 二段モーションとは? 投球フォームにおいて、バッテリー間の緊張感を持たせるために、2つの動作に分かれている投球スタイルを指します。
  • 変化球とは? 投げる際にボールの回転を変えることで、球の軌道や落ち方を変化させる球種の総称です。打者に予測させにくくします。

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