この結果、楽天の今季の優勝の可能性も完全に消滅しました
試合は、楽天が初回に2点を先制
先発投手の荘司康誠(しょうじこうせい)は、初めの3回を無安打に抑える素晴らしい投球を見せました
しかし、試合が進むにつれ雨が降り続き、足場が悪化
こうした状況が影響したのか、4回には制球を乱し、ロッテに同点に追いつかれました
荘司はさらに、2死満塁というピンチを迎え、ここで途中降板
代わって出てきた則本昂大(のりもとたかひろ)が、満塁ホームランを浴びてしまい、逆転を許しました
この日の試合で荘司は5安打6奪三振5失点という内容で、今季はこれで3敗目となりました
試合後、荘司は「(試合の)入りは納得いく形だったが、自分で勝手に乱れ、変に慎重になったところがあった」と悔しさを滲ませました
三木監督は荘司に対し、「(足場が悪いのは)相手も状況は一緒
いろいろ感じたことがあると思うので、今後に向けてしっかりやって必ず生かしてほしい」と反省を促しました
この試合は、楽天にとって非常に厳しい結果となりました。先発の荘司康誠が好投していただけに、途中での制球ミスが痛手となったと言えるでしょう。三木監督の発言にもあるように、選手たちが様々な経験を通じて成長していくことが期待されます。
キーワード解説
- 荘司康誠とは?楽天の先発投手で、若手ながらも高いポテンシャルを秘めています。
- 則本昂大とは?楽天のベテラン投手であり、力強い投球が期待されていますが、重要な場面での失点が試合の流れを左右しました。

