西武、サヨナラ負けで6年連続優勝消滅

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埼玉西武ライオンズは9月13日、パシフィック・リーグの日本ハムファイターズとの試合において、延長11回の末に4-5で敗北しました

この結果、西武はシーズンを通じて8つの借金を抱え、残り18試合での優勝の可能性が完全に消滅しました

これにより、6年連続でのパ・リーグ優勝を果たせない状況が確定しました

前回の6日のロッテ戦でプロ初完投および初完封を達成した渡辺勇太朗投手(24)は、この試合では3本の本塁打を浴びるなど苦しみました

初回には、相手の主砲であるレイエス選手に甘く入ったストレートを捉えられ、30号本塁打を許しました

続く3回にも今川選手にソロ本塁打を許し、さらに石井一選手にカーブを投げた際には5号の2ラン本塁打を浴びました

渡辺選手は試合後、「4回の石井選手に打たれた本塁打は一番悔やまれる

1ボールから得意コースに投げてしまった点が反省点です

直球で押せる部分は強気で攻めていければ、異なる結果になっていたと思います」とコメントし、今後は直球の強さや制球力の改善に取り組む意向を示しました

打撃陣では、4回に外崎修汰内野手(32)が5号のソロ本塁打を放つと、6回には西川愛也外野手(26)が三塁打を放った後、滝沢夏央内野手(22)が内野ゴロで1点を返しました

さらに、9回には一死満塁のチャンスを作り、山村の二ゴロで1点を追加し、二死満塁からは滝沢の左前打で同点に追いつきました

しかし、試合は延長11回に突入し、西武の7番手投手である山田陽翔(21)が二死満塁のピンチを背負い、清宮選手に中前打を許してしまい、これが決勝点となりました

今回の試合では渡辺投手が本塁打を多く許し、試合を落とす結果となりました。サヨナラ負けで借金が増え、チームは優勝の可能性を失いました。渡辺選手の反省と修正意欲は今後に期待を持たせますが、チーム全体の士気を如何に高めるかが今後の課題となるでしょう。
キーワード解説

  • 延長戦とは?試合が勝敗を決定できない場合、所定のイニング後に行われる追加のイニングのこと。
  • 完投とは?投手が試合の全イニングを投げきることを指し、特に自チームが勝利した場合に用いる。
  • 本塁打とは? ボールが打者によって打たれ、フェンスを越えた場合に得られる得点のこと。

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