護摩行とは、仏教の儀式で火を灯した護摩壇に木をくべ、その火に向かって祈願を行うものである
この荒行により堂林選手は、自身の内面と向き合うことを目的としている
今回はチームメイトの会沢翼捕手(36)や中村奨成外野手(25)も参加し、約1時間半にわたる厳しい修行が行われた
堂林選手は、昨シーズンの失敗を胸に抱きつつ、「自分と向き合う」と宣言し、新たなスタートを切った
彼は「昨年はふがいない一年だったが、まずは自分のことをしっかりやりたい」と述べ、自分自身に全集中することを強調した
昨年は選手会長として初年を迎え、様々な役割の重圧から苦労し、打撃不振に陥った
その結果、5月には2軍落ちを経験し、チームも9月に大失速したことに対する責任感を痛感している
「今年は1年間戦力であり続け、みんなで笑ってシーズンを終わらせられるようにしたい」と語り、選手一人ひとりが持つべき意識を強調した
また、「周りがやっているからやらなければならないという中途半端な部分をなくしたい」と、自身の成長だけでなく、チーム全体に良い影響を与えることを目指す姿勢を見せた
会沢翼選手の反応
同じく護摩行に臨んだ会沢選手は、「去年は本当に悔しい思いをした」と振り返り、新たな気持ちで今シーズンに挑む意欲を語った「捕手は後輩しかいないので、気付いたことを教えなければならない」と、ベテランとしての克己心と後輩への至れり尽くせりの姿勢も伺えた
堂林選手の護摩行に臨む姿勢は、自己成長とチームのリーダーとしての責任を強く意識していることを示しています。彼自身の挑戦はもちろんのこと、チーム全体に良い影響をもたらすことでしょう。特に昨季の反省を活かし、選手としての誇りを持つ堂林選手の姿勢は多くのファンにとっても期待が持てるものです。
キーワード解説
- 護摩行とは?:護摩行は、仏教の儀式であり、火を扱うことで自らの成長や願いを祈る行為です。
- 選手会長とは?:選手会長は、チーム内で選手を代表する役割を担い、チーム全体の士気を高める重要なポジションです。
- 打撃不振とは?:打撃不振は、選手が思うようにヒットを打てず、成績が低下する状況を指します。