巨人、逆転サヨナラ勝ちも投手陣の四球問題が浮き彫りに

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◆JERA セ・リーグ 巨人11×―10阪神(13日・東京ドーム) 試合は巨人が11得点を挙げ、阪神を逆転サヨナラで破った

両チームは最後まで接戦を繰り広げる中、巨人の阿部監督は「最後、みんなの気持ちが一つになったので勝てたと思います」と試合を振り返った

しかし、投手陣の四球の多さが気になる点だ

試合の中で、巨人の投手陣は合計6四球を出し、そのうちの5四球が得点につながった

特にケラー投手は5回に4四球を与え、チームが今季ワーストタイの1イニング7失点を許した

この四球の多さは、阿部監督にとって「勝っていい反省ができるけど、やっぱり四球も多い」と苦笑いをさせ、今後の課題となった

また、初回には横川投手が四球にボークを絡めて3失点を喫するなど、連携が取れていない印象が否めない

アシスタントキャッチャーの配球についても、阿部監督は「キャッチャーが配球にならないんでね

配球させられるように頑張ってほしい」と改善を求めている

今シーズンの阪神戦では、巨人は8勝17敗と大きく負け越しており、特に接戦が多かった

25試合のうち、なんと1点差の試合が15回もあった

阿部監督は「あと1本が出るか出ないかという紙一重の中で、これだけ負け越してしまった」と振り返り、クライマックスシリーズ(CS)での雪辱を誓った

これからの試合に向けて巨人ナインは「CSでやり返すチャンスをつかむために、最後まで僕らは必死にやるしかない」と気を引き締めている

下克上を見据えた巨人が、今後どのような戦いを見せるのか注目が集まる

今回の巨人の試合を見て、チームとしての団結力は確かに感じられましたが、投手陣の四球問題は改善が必要です。特に接戦が多い中で与四球は致命的。CSを見据えた上でも、この課題を乗り越えなければ、さらなる試練が待っているでしょう。
キーワード解説

  • 四球とは? 四球とは、バッターがボール球を投げられた際に、ストライクを振らずに進むことを指します。これにより、バッターが一塁に進むことができます。投手にとっては、与四球が多いということはコントロールが悪いことを示しています。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは? クライマックスシリーズは、プロ野球のプレーオフ制度です。シーズン終了後に行われるこのシリーズでは、セ・リーグとパ・リーグのチャンピオンが決定され、最終的には日本シリーズへと進むチームが決まります。

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