巨人が坂本の逆転サヨナラタイムリーで阪神に勝利、ポストシーズンに向けた課題も浮き彫りに

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 「巨人11-10阪神」(13日、東京ドーム)、この日のカード最終戦はホームランラッシュが繰り広げられた乱打戦となり、巨人が坂本勇人選手の逆転サヨナラタイムリーで勝利を収めた

阪神にとっては悔しい敗戦となったが、デイリースポーツの評論家・西山秀二氏は「ポストシーズンに向けて死角はほとんどない」と評価している

しかし、一方でミスの芽を摘む必要性についても指摘している

 試合の決定的な場面は軍配が上がる

「1死二、三塁」の場面で坂本選手の打球がショート・熊谷選手のグラブをかすめてセンター前へ抜け、二塁ランナーが生還した

この一打で試合の流れが巨人に傾くこととなった

 阪神の打線はこの日も強力で10点を奪ったが、11点を失ったことには疑問も残る

特に、主審の判定が試合の流れに影響を与えることが多い中で、今後の試合においても慎重さが必要とされる

 熊谷選手の守備には問題があったとする意見もある

例えば、木浪選手や小幡選手に比べて位置取りが三遊間寄りになっているため、守備機会が逃されやすいという

もし熊谷が二遊間に寄せて守っていれば、ボールを抑えられた可能性があった

ポジショニングによっては容易に修正できる部分なため、コーチとともにさらなる改善を進めるべきだ

 阪神にとってはこの経験が今後のポストシーズンに向けて、さらなる成長の材料となるはずだ

この記事は、巨人が坂本選手の逆転サヨナラタイムリーで勝利した試合の詳細を伝えながら、阪神の守備における課題を浮き彫りにしています。特に、大事な試合に向けてポジショニングの改善が求められることを指摘しています。西山氏の意見によると、阪神にはポストシーズンにむけた強力なチームが期待できるとのことです。
キーワード解説

  • 逆転サヨナラタイムリーとは?試合の終盤において、負けているチームが同点に追いつき、さらに勝ち越すことになる打撃のことを指します。
  • ポストシーズンとは?プロ野球のレギュラーシーズン終了後に行われるプレイオフや日本シリーズなどの試合のことです。
  • ポジショニングとは?野球において守備が行う選手の位置取りのことを指し、守備の精度を左右します。

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