試合は0―0のまま迎えた7回表、先頭のボスラーが阪神の先発・才木から二塁打を放つ
続く山本は二ゴロで出塁し、1死三塁の好機を迎えた
ここで打席に立った石伊は、直前に松中打撃統括コーチから受けたアドバイス「直球に対応できるようにバットを短く持て」を胸に、初球の152キロの直球を捉え、コンパクトにバットを振り抜いた
その結果、打球は右前へと飛び、待望の先制点を大野投手にプレゼントした
試合前の段階では、打線は6回まで無得点で、前の試合でのヤクルト戦の9回から続く連続無得点イニングは25に達しており、今季最長と並んでいた
そんな中で迎えた石伊の打席
彼は「山本さんが進塁打でつないでくれた
なんとか内野を抜ける打球を打てれば」と自信を持って臨み、見事に結果を出した
これにより中日は、重要な試合での勝利を手に入れた
今回の試合での中日石伊捕手の活躍は、チームにとって非常に意味のあるものでした。連続無得点の苦しい状況下で、彼が先制点を挙げたことは試合の流れを大きく変えました。また、松中コーチからの的確なアドバイスも光り、選手の成長を感じさせる場面でした。
キーワード解説
- 捕手とは? 捕手は、野球のポジションで、投手が投げた球を受け取り、またチームの守備において重要な役割を担う選手です。
- 直球とは? 投手が投げる球種の一つで、まっすぐな軌道で飛ぶ球のことを指します。速さが重要で、打者はこの球を捉える能力が求められます。
- 援護点とは? 投手が投げた試合の中で、打線からもらう得点のことで、特に投手が有利に試合を進めるのに重要な要素となります。

