試合は4-3で迎えた9回、2死という緊迫した場面で、彼は今シーズン最速の160キロ直球を投じ、セデーニョ選手を三邪飛に仕留めた
斎藤選手は試合後、「9回投げるのは特別な経験だ
中継ぎピッチャーの頂点だと思っているので、抑えられてうれしい」と笑顔を見せた
このセーブは、3月30日の西武戦以来、今季2セーブ目
これにより、首位のソフトバンクとの2.5ゲーム差を死守し、2年連続でのクライマックスシリーズ(CS)進出も確定した
守護神不在の危機にあったチームは、9月12日にチーム最多タイの11セーブを記録した柳川選手が腰の違和感で抹消され、斎藤選手がその穴を埋める形となった
斎藤選手は「全員でカバーする
柳川が帰ってくるまでこの場所を守る」と気合い十分に語った
新庄監督は、「ファンフェスで『抑えは斎藤くん』と言ったのはちょっと遅れたけど、ようやくそのポジションに来てくれた」と苦笑いしながらコメント
昨年11月のファン感謝デーで自ら彼を守護神に指名した経緯があるだけに、彼の成長を嬉しく思っている様子が見て取れた
監督はさらに、「これが何試合か続いてくれれば安心感も出る
もう少しですね」と、斎藤選手のさらなる活躍に期待を寄せた
チームは連勝を続け、昨季の勝利数を上回る、新庄政権下での最多76勝に到達
監督は「勝って、勝って、もっとパ・リーグを盛り上げたい」と意気込みを語った
残り13試合、逆転優勝を目指す日本ハムは昨季王者に食らいつこうとしている
日本ハムの斎藤友貴哉投手が、今シーズンで2度目のセーブを挙げたことはチームにとって非常に喜ばしいニュースです。特に、守護神が不在のなかでの役割を果たしたことは、チームの結束力を示しています。今後の試合でも彼の活躍が期待され、ファンにとって楽しみが増えました。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のプレーオフ制度で、リーグチャンピオンを決めるための試合です。
- セーブとは?リリーフ投手が試合の終盤で登板し、勝利を守った場合に記録される部門です。
- 中継ぎピッチャーとは?先発投手が降板した後に登板する投手で、試合の流れを変える役割を担います。

