この試合は広島にとって今季132試合目となり、先発投手の玉村昇悟が制したい一戦である
広島は現在57勝69敗5分けで、CS(クライマックスシリーズ)進出の可能性は失われ、4位に位置している
3位のDeNAとの差は6ゲーム、5位の中日とは0.5ゲーム差である
今年、広島のチームは68本塁打を記録しており、これはリーグで最も少ない数字である
一方で、5位の中日は75本塁打を記録している
今回、広島は玉村を出場登録し、アドゥワ誠を登録抹消した
前日のヤクルト戦では、広島が5回に菊池と中村奨による適時打で2点を先制するも、先発のアドゥワが6回に死球を与えその後内山に同点の適時打を許すなど、継続的な失点が響いた
7回には岡本が暴投をするなど、さらに2点を失い、広島はその後の攻撃で佐々木、代打の野間、中村奨が連続適時打を放ち1点差に迫るが、試合には敗れた
今季のヤクルト戦は7勝11敗2分で負け越しており、昨季は15勝10敗と勝ち越していたものの、22年は8勝16敗と負け越していた
両チームのスターティングメンバー
| 広島 | ヤクルト |
|---|---|
| 1) 中村奨 (センター) | 1) 濱田 (ライト) |
| 2) 羽月 (セカンド) | 2) 岩田 (センター) |
| 3) 小園 (サード) | 3) 内山 (レフト) |
| 4) ファビアン (レフト) | 4) 村上 (サード) |
| 5) 坂倉 (キャッチャー) | 5) オスナ (ファースト) |
| 6) 秋山 (ライト) | 6) 北村恵 (セカンド) |
| 7) 矢野 (ショート) | 7) 中村悠 (キャッチャー) |
| 8) 前川 (ファースト) | 8) 伊藤 (ショート) |
| 9) 玉村 (ピッチャー) | 9) 青柳 (ピッチャー) |
前回の中日戦では5回6安打4失点を記録し、勝ち負けはつかなかった
ヤクルト戦では今季3度目の登板となり、0勝2敗、防御率9.45と苦戦している
一方、ヤクルトの先発は青柳晃洋(31)が行い、移籍後初登板に挑む
今季のファームでの成績は1勝3敗、6.05の防御率である
広島戦に関しては通算で10試合、1勝4敗、防御率4.94と相性が良くない
広島は今季の勝ち星が減少している中で、ヤクルト戦の結果が重要になっています。特に打撃陣の成績が振るわず、チーム全体の士気にも影響を与え、中国との差も縮めなければなりません。玉村にはさらなる奮闘が求められます。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球のプレーオフ進出チームを決定するための戦いで、通常シーズンの成績に基づいて選ばれたチームが参加します。
- 先発投手とは?:試合の初めから登板し、試合を通して多くの回を投げることを期待される投手のことを指します。
- 防御率とは?:投手が投げた回数に対する自責点の割合を表し、低いほど投手の成績が良いことを示します。

