阪神・佐藤輝明、中日戦で打撃&守備の両面で活躍し、GG賞初受賞の可能性が浮上

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阪神・佐藤輝明が大暴れ、中日戦で2打席連続本塁打を記録

阪神タイガースの内野手、佐藤輝明(26)が9月15日の中日戦(甲子園)で目覚ましい活躍を見せ、チームを6-2で勝利に導いた

佐藤はこの試合で4打数3安打5打点という成績を収め、その中には37号・38号の2ラン本塁打が含まれている

試合は初回、二死二塁の状況で佐藤が左中間フェンス直撃の適時二塁打を打ち、先制点を挙げた

続く3回には一死一塁の場面で、浜風をものともせず右中間席へ運ぶ2ラン本塁打を放った

さらに5回の打席ではカウント2-2から144キロの外角直球を捉え、左翼ポール際に飛ばした

これによって、ファンに熱狂のひとときを提供し、チケット代を上回る満足感をもたらした

プロ5年目を迎えた佐藤は、2ストライクまで追い込まれても左右に打ち分ける技術を持つ

今季はすでに96打点に達し、自身のキャリアハイを更新した

進化は打撃だけでなく、守備にも現れている

前政権のもとで正三塁手として固定されるようになったが、これまでの失策数が問題視されていた

しかし、鍛錬によって今季は球際の強さと送球の安定感が大幅に向上し、昨季の23失策から今年はわずか5失策に減った

他球団の関係者も「今年のゴールデングラブ(GG)賞の三塁部門は佐藤で決まりだ」とその成長を認めている

その一方で、ライバルたちの不在がGG賞初受賞の追い風となる可能性もある

今年のGG賞の内野手部門は、出場試合数が条件となるが、2021年、2022年の受賞者である岡本(巨人)が負傷により出場できず、さらに坂本(巨人)も代打中心になりつつある

その中で、佐藤は95試合に出場しつつ、失策数も優秀なため、初選出の可能性が高い

攻守でチームを支え続ける背番号8の佐藤は、セ・リーグのMVP最有力候補とも言われ、キャリア4年で無冠だった26歳には、今シーズンがタイトル総ナメの年となるかもしれない

阪神の佐藤輝明選手が中日戦で見せた素晴らしいパフォーマンスは、彼の成長を象徴しています。打撃だけでなく守備においても進化しており、これまでの失策数の多さから脱却しつつあります。これにより、GG賞初受賞の可能性が高まり、ファンにとっても期待の高まる要素が多数含まれています。彼のこれからの活躍に注目です。
キーワード解説

  • 二塁打とは?:特定の打球がグラウンドの二塁ベースを超え、その後二塁まで進むヒットのことです。
  • 本塁打とは?:打球が外野フェンスを越えた時に記録されるヒットで、いずれのランナーも得点できる大きなプレイです。
  • ゴールデングラブ賞とは?:プロ野球選手の中で特に優れた守備を見せた選手に贈られる賞で、守備力を評価する重要な指標の一つです。
  • 打点とは?:選手が自分の打席で得点を挙げた際に記録される数字で、その選手の攻撃力を示します。

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