阪神・佐藤輝明選手、2打席連続本塁打で進化を見せる

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【福留孝介の目】◇15日 阪神6―2中日(甲子園) 阪神・佐藤輝明内野手(26)が放った37、38号の2打席連続本塁打は、評論家の福留孝介さん(48)にとってその進化を象徴する瞬間となった

本塁打の詳細

佐藤選手が放った1本目は3回裏に、投手松葉貴大(35)のボールを捉え、中堅右に運んだ

カウントが2―2の時に、内寄りに甘く入ったチェンジアップを逃さずスイングした

福留さんはこの投球について「すべて逆球だった」と評し、松葉投手が感じた心理的なプレッシャーを指摘した

相手投手への影響

福留さんは、佐藤選手が2ストライクまでしっかり振る姿勢が相手バッテリーに嫌な印象を与え、松葉投手にとって投球が非常に嫌なものだったと解説している

強烈なスイングを持続することで、投手の制球を狂わせ、結果的に甘い球を誘う要因となっている

2本目の本塁打

5回には、左腕の近藤廉(26)から本塁打を記録

初めはファウルと空振りで2ストライクを取られるものの、外角の誘い球を2球見送った

カウントを2―2に持ち込んだ後、5球目の外角速球に軽くバットを出し、左翼ポール際へ運んだ

この対応について福留さんは、今季の佐藤選手の進化を示す数字の残し方と評価した

進化の要因
「2ストライクを取られた後、同じことを3球続けなくなった

しっかり振った上で、追い込まれたらコンタクトに切り替える

だから数字が残る」と福留さんは述べ、佐藤選手の本塁打量産と食塩の向上の必然性を指摘した

阪神の佐藤輝明選手の2打席連続本塁打は、現在のバッティングスタイルの進化を示すものです。投手の心理を読みながら、柔軟に対応する姿勢は、今後のさらなる成長が期待されます。佐藤選手の進化がチームに与える影響は大きく、他の選手にも良い刺激となるでしょう。
キーワード解説

  • 本塁打とは? 野球において、打者が打ったボールが外野フェンスを越えて飛び出し、同時に走者が全ての塁を回って本塁(ホーム)に帰ることを指す。
  • チェンジアップとは? 投手が投げる変則的な球種の一つで、通常の速球よりも遅い速度で投げられるため、打者がタイミングを外されやすい。
  • 2ストライクとは? 打席に立った打者が2回アウトになるための投球を受けた状態を指し、打者は次の球に対して特に注意を要する。

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