大怪我乗り越え復活も…現役引退決め2軍本拠地でラスト登板
今季限りでの現役引退を発表したプロ野球・中日の岡田俊哉投手が、ファンの驚きを呼ぶ“ラストボール”を投じた15日に行われたナゴヤ球場での2軍阪神戦において、彼の最後の登板が行われた
この試合で岡田は7回から登板し、特に4番打者である前川右京との対戦が注目された
カウントが2-2に達した際、岡田は外角へ144キロの速球を投げ、見逃し三振を奪った
このシーンはファンにとって思い出深いものとなり、「引退する投手の内容じゃない」という驚きの声が多く寄せられた
岡田は試合後、ボールと花束を受け取り、スコアボードには「16年間お疲れさまでした」とのメッセージが掲示された
この模様を配信した「DAZN」では、多くのファンが残念の声を上げ、「絶対まだ現役できる」といった意見が集まった
動画には、「いい球を投げている」とのコメントも多く、岡田の引退を惜しむ熱気が伝わった
彼は2009年のドラフト1位で智辯和歌山高から中日入りし、主にリリーフとしてチームに貢献してきた
だが、2023年のキャンプでは投球中に転倒し、右大腿骨を骨折するという重傷を負い、その後育成選手となった
しかし、今年4月には支配下選手として復帰し、一軍でも登板
これまでの1軍通算成績は353試合で19勝24敗19セーブ、防御率3.61であった
岡田俊哉投手の引退は、16年間のプロキャリアを振り返る良い機会となります。ファンの声は、選手への愛情と期待が表れており、岡田選手がまだ現役でプレイできた可能性を示唆しています。彼の功績は、多くのファンの心に残ることでしょう。
キーワード解説
- リリーフとは?野球において、試合終盤に登板して試合の流れを守る役割を担う投手のことを指します。
- 骨折とは?骨が完全に折れることで、痛みや動けなくなるなどの症状が出るけがの一種です。
- 防御率とは?投手が自責点を与えた数を基にした指標で、リーグ戦で投手の成績を示す重要な数値です。

