広島・玉村昇悟投手、約1ヶ月ぶりの1軍登板で自己最多の5勝目を達成
2025年9月15日、マツダスタジアムで行われた対ヤクルト戦において、広島の玉村昇悟投手が約1ヶ月ぶりとなる1軍登板を果たし、チームの勝利に貢献しました試合は広島が6-2で勝利しました
この日の登板で玉村は、初回に援護を受けながらも、5回を投げて3安打1失点という成績を残しました
これにより、彼は自己最多となる5勝目を記録しました
玉村は試合後、周囲の助けを感謝しつつ、「ずっと4勝止まりだったのが、5いけたというのは、周りに助けてもらったんですけど、良かったと思います」と満面の笑みを浮かべました
試合序盤は特に好調で、初回から全力を出して投球
最初の3イニングで無安打に抑え、4回には連打で1点を失いましたが、最小失点で食い止めました
さらに、課題だった走者を背負った状況でも成長を見せ、5回には1死満塁のピンチを迎えましたが、浜田選手を三直、岩田選手を中飛に打ち取ることに成功しました
玉村はファームでの投球を見直し、クイックモーションなどを改善する努力を重ねていました
その成果として、このピンチを凌ぎ、グラブをたたいて雄たけびを上げるシーンも見られました
玉村は8月10日以来、約1ヶ月ぶりの1軍マウンドでの登板となり、登板前日には新井監督から「気合入っているか!」と激励を受け、「入っています!」と返答したというエピソードも明かされました
試合を見守った新井監督も、玉村の立ち上がりから安定した投球に満足の表情を浮かべ、気持ちのこもったマウンドだったと評価しました
これまで4勝止まりだった玉村投手は、今回の勝利をもって“アントキの昇悟”を脱却したと言えるでしょう
今回の玉村投手の投球は、彼の成長を感じさせるものでした。特に、ピンチでの投球や、初回からの安定感は素晴らしかったです。監督やチームメイトのサポートが、彼の自信につながったのかもしれません。今後もこの調子で活躍を期待したいです。
キーワード解説
- 1軍登板とは?:プロ野球における1軍登板とは、選手が最上位のチームである1軍に出場することを指します。
- クイックモーションとは?:クイックモーションとは、走者がいる場面で、投手が投球モーションを速くする技術のことを言います。これにより、盗塁を防ぎやすくなります。
- ピンチとは?:ピンチは、野球において得点される危険性が高い状況のことを指します。通常、走者が出ている場合や、満塁などの場面が該当します。

