清水隆行氏が選ぶパ・リーグ最強強打者5人
2025年9月15日、「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネル「月曜日もパテレ行き」で、清水隆行氏が出演し、パ・リーグの最強打者5人を選出した清水氏は選出の過程で、各選手の特徴を具体的な映像を交えて解説した
選出された選手は、中村剛也内野手(埼玉西武ライオンズ)、浅村栄斗内野手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、柳田悠岐外野手(福岡ソフトバンクホークス)、フランミル・レイエス外野手(北海道日本ハムファイターズ)、近藤健介外野手(福岡ソフトバンクホークス)の5人である
各選手の特徴
まず、中村剛也選手について清水氏は「こんなに軽く振って、柔らかい打球でホームランを打てる選手はいない」と評価した彼はホームランを打つ際、力みがなくスイングが非常にスムーズであり、その打撃スタイルは独特である
次に、浅村選手については「ルーキー時代から見ていたが、コンタクト能力を持ちながら年々強くなっている」と称賛の声を寄せた
彼の打撃の成長は、他の強打者の影響を受けていると振り返った
柳田選手に関しては、「振れるだけでなく、簡単に三振しない選手」とし、その打席での柔軟さを強調した
彼は追い込まれた場面で打撃を変化させることができる、と評された
フランミル・レイエス選手については、チャンス時に相手チームにとって非常に厄介なバッターであると述べ、「隙があまりない選手を選んでいる」との基準を明かした
最後に近藤選手については、現状で「1番隙がないバッター」とし、ピッチャーが苦しいカウントになってしまうことを指摘した
キャリア背景
清水隆行氏は、現役時代に通算1428安打を記録し、2002年にはリーグ最多の191安打を放つなど、巧打者として名を馳せた彼の経験から出た印象や評価は、選手たちのプレースタイルを知る上で非常に重要である
今回の清水隆行氏の選出によって、パ・リーグの強打者たちの特長が明確に浮かび上がりました。特に選手たちの柔軟性やコンタクト能力についての意見は、若い選手たちにも多くの学びを与えるものでしょう。清水氏の見解は、選手たちの多彩なバッティングスタイルとその成長を促すための参考になることでしょう。
キーワード解説
- 強打者とは?:強打者とは、打撃力が非常に高く、特にホームランを打つ能力に優れている選手のことを指します。
- コンタクト能力とは?:コンタクト能力とは、バッターがボールにバットをうまく当てる技能のことを指し、これが高いと三振が少なくなります。
- 柔軟性とは?:柔軟性とは、選手が状況に応じてプレースタイルを変える能力のことを指し、特に打席での対応力に求められます。
- スイングとは?:スイングとは、バッターがボールを打つためにバットを振る動作全般を指し、打撃の成否に大きく影響します。

