横浜DeNAベイスターズの若手投手、マルセリーノが支配下登録を果たし一軍昇格

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロ野球・横浜DeNAの若手投手、マルセリーノが夢を叶える

ペナントレースも終盤に差し掛かる中、横浜DeNAベイスターズのファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」では、若手選手たちが1軍での活躍を目指して日々努力を続けている

今回は、今季ついに支配下登録を果たし、一軍のマウンドに立ったドミニカ共和国出身の右腕、ハンセル・マルセリーノ選手にお話を伺った

(取材・文:石塚隆)【取材日:9月10日】

来日4年目で獲得した支配下登録

ハンセル・マルセリーノ選手は、19歳のときに故郷ドミニカ共和国を離れ、日本への移籍を決意した

横浜DeNAベイスターズに入団して4年目となる彼は、横須賀にあるファーム施設で毎日トレーニングに励んでいる

彼の目立つ風貌や、コーチ、選手たちとの良好なコミュニケーションからは、チームへの愛情を感じ取ることができる

「僕にとってベイスターズはファミリー

だから1日でも早くチームの力になりたいと思っています

」とマルセリーノ選手は柔らかな笑顔で語った

今年、彼は育成契約から5月15日付で支配下登録を果たし、待望の一軍昇格を果たした

その知らせを受け取った時、マルセリーノ選手は思わず涙を浮かべた

「日本に来てから夢見ていたことだったので、本当にうれしかった

ここまでの道のりは長かったですから…」と、感慨深く語った

投球能力の強み

マルセリーノ選手のストロングポイントは、身長191cmと長いリーチから放たれるMAX157キロのストレート

さらに、その速球を打者のタイミングを外すスライダーやチェンジアップでサポートする

支配下登録直前にファームでの成績は、14試合に登板し、1勝2敗4セーブ、防御率2.15

この成績は彼の力強いボールが証明している

一軍での初戦、ドキドキの体験

マルセリーノ選手が一軍昇格したのはセ・パ交流戦の最中で、6月19日に横浜スタジアムで行われたロッテ戦で合流した

そこでの一軍の雰囲気はどのようなものだったのだろうか

「やっとこのときが来たかという感じでした

ただ実際にスタジアムに行くと、いつもと異なる環境や観客の数など、気持ちが引き締まりました

」と初めての体験を振り返った

また、ブルペンでは周囲の選手たちが支えてくれたおかげで、穏やかな気持ちで準備ができたことも明かした

マルセリーノ選手の努力と成長が、横浜DeNAベイスターズにおける彼の重要性を示しています。一軍での経験が今後の彼にどのような影響を与えるのか、引き続き注目が集まります。特に、彼の個性的な投球スタイルが今後の試合でどのように展開されるか楽しみです。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?
  • ストレートとは?
  • スライダーとは?
  • チェンジアップとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。