この試合は、広島が同カードで今季2度目の6連敗を記録する結果となりました
先発投手の高は、試合の立ち上がりでリズムを崩し、3回に森下に2ランホームランを浴びてしまいました
試合は6回以降、リリーフ陣も不調で、相手打線に反撃の機会を与えました
広島の打線は、難敵・大竹に対して、5回に中村奨とファビアンの連続適時打で1点差に詰め寄るのが精一杯でしたが、最終的には2点を奪われ危機感が漂いました
大竹は、マツダスタジアムでの通算成績を12試合で10勝目(1敗)としたことからも、広島の打線がどれほど苦戦していたかが伺えます
今季の阪神戦では、広島は03年以来22年ぶりのワーストタイの19敗(6勝)を喫し、負け越し13は球団ワースト記録となりました
この試合後、新井貴浩監督は、高投手の悪化した球威や、若手選手の成長について言及しました
新井監督のコメント
以下は新井監督の主な一問一答です:- ―先発の高投手は立ち上がりからリズムをつくれなかった
- 「最初ちょっと真っすぐが、いつもより球威がないのかなと感じたけど、相手も登板を重ねるごとにいろいろ研究してくる
そこをまた乗り越えていってもらいたい」と語りました - ―打線も5回に追い上げは見せたが、勢いに乗れなかった
- 「そうやね
2ランホームランで先制されて、相手投手陣に楽なピッチング、余裕を持ってピッチングをさせてしまった」と述べました - ―阪神との今季最終戦だった
- 「全ての面において、力の差を感じさせれたシーズンだった」と総括しました
- ―若い選手も強いチームとの対戦を経験しながら成長を
- 「そこは一朝一夕にはいかないから、やっぱり自分が我慢してやっていくしかないと思います」と強調しました
キーワード解説
- リリーフ陣とは?:ゲームの途中で先発投手に代わって登場し、相手打線を抑える役割を担う投手ですが、高い技術と精神力が要求されます。
- 2ランホームランとは?:打者がランナーを2人のせた状態で一度の打席でホームランを打つことで、チームに2点をもたらす重要なプレーです。
- 球威とは?:投手が投げる球の速さや力強さを指します。これが低下すると、打者に打たれやすくなります。

