10日、兵庫県西宮市内にある関学大の第3フィールドで、先輩宮西投手との合同自主トレーニングを公開した
過去3年間は左肩の痛みが影響し、不本意な成績が続いていたが、現状は全く問題ないと話す
堀は「ここ数年は良くないことが続いていたので、それを取り返したい」と振り返り、特に2021年に獲得した最優秀中継ぎ投手のタイトルを再び手にすることを目指している
今年は1軍の開幕登録を勝ち取る決意だ
リベンジを目指して
このシーズンの特別な意味について堀は、「リベンジ、見返す」と語り、安定した投球を求める姿勢を見せた左肩の痛みが続いた2022年以降、出場試合数は減少し、2023年は5試合、2024年は10試合と苦しいシーズンが続いた
しかし、肩の状態は良好で、「今季こそやり返す」と固い決意を持つ
自主トレーニングの苦労
彼は、「本当に嫌い」と言いながらもランニングメニューに取り組む理由は、春季キャンプに向けてしっかりと体調を整えるためだ合同自主トレでは、山道でのトレイルランニングやその後のブルペン投球を行い、肉体を強化している
先輩たちの背中を追い、日々の努力を重ねている
新たな武器としてのフォーク
技術面でもリベンジを誓う堀は、特にフォークの習得に力を入れている昨シーズンは2軍で指導を受け、試合でも登板したが、1軍では信頼を得られなかったという
堀はこのキャンプ中にフォークをアピールし、捕手陣からの信頼を勝ち取ることで、試合での起用を目指す
セットアッパーの奪還
最終的な目標は、セットアッパーのポジションを取り戻すこと堀は「もう40歳の宮西に負けられない」と強く感じており、自らにプレッシャーをかけている
27歳となる今年、後がないという危機感を抱え、真剣にシーズンに臨もうとしている
この記事は木下大輔が報じました
堀投手の「リベンジ」というテーマは、過去の苦難を乗り越え、再起を図る姿勢を強く感じさせます。肩の痛みを克服し、もう一度1軍で活躍したいという意気込みが伝わってきます。自主トレーニングでは先輩たちから学びながら、厳しい練習を続けている姿勢は、若手選手の良い見本となるでしょう。
ネットの反応
堀瑞輝投手に関するコメントには、期待や励ましが多数寄せられています
特に、ファイターズファンからは今後の成長に期待を寄せる声が強いです
「堀はファイターズファンの中でも現ドラ候補じゃないかとまで言われていた」とあり、球団が彼に抱く期待も大きいことを示しています
また、堀投手の怪我については、肩の調子が良くなったことから安堵する意見もあり、肘よりも復帰が難しいとされる肩の状態に不安を感じていたファンもいます
応援するコメントでは、「最優秀中継ぎのタイトル取ったあの頃の堀投手が帰ってきますよう」とあり、彼の復活を楽しみにする声が多く聞かれました
一方で、メンタル面に関する意見も目立ち、「堀が一番鍛えなきゃいけないのはメンタルなんだよな」との指摘があり、彼が抱えるプレッシャーについて心配する声もあります
今が正念場との見方も多く、「本当に後がない感じ」とのコメントも見受けられ、若手選手が成長している中での厳しい状況を反映しています
今年の堀投手については、「君がいてこそのファイターズの中継ぎ」といった信頼の表れや、「彼がみんなの前で笑ってるのを見たことがないよね」と、彼の人柄に関する意見もありました
ファンからの応援が堀選手の今後にどのように影響するのか、期待が持たれています
ネットコメントを一部抜粋
堀はファイターズファンの中でも現ドラ候補じゃないかとまで言われていたくらいなんだから、球団が期待して残してくれた事に感謝して、自分が出来ることを精一杯頑張れ。
肩の心配なくなったのは何より。
堀が一番鍛えなきゃいけないのはメンタルなんだよな。
若いし、多少ヘタレ系なのかな。でも、苦しみは一時。
堀と石川の復活が今シーズンのカギになる。
キーワード解説
- リベンジとは？アスリートが過去の失敗や挫折を乗り越えて見返すことを意味します。
- 中継ぎ投手とは？試合の途中で登板する投手のことで、先発投手の後に続き、試合の流れを守る役割を担います。
- フォークとは？投手が投げる球種の一つで、ボールが落ちるため、打者にとっては打ちにくい球です。
- セットアッパーとは？試合の中で、クローザー（最後の投手）にバトンタッチする役割を担う投手のことです。
