この勝利に貢献したのは育成ドラフト3位で入団した早川太貴投手(25)で、甲子園でのプロ初先発登板ながら6回6安打無失点の素晴らしいパフォーマンスを見せ、今季2勝目を挙げた
早川投手は、今シーズンのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで対戦する可能性のあるDeNAに対して、これで11イニング連続無失点という驚異的な成績を残した
投球数は81球で、初勝利を挙げた8月27日以来、DeNA相手に輝かしいピッチングを続けている
試合当日、早川投手は緊張感に負けず、堂々とした姿勢で投球を行った
特に一回には、蝦名選手と桑原選手に連打を許し無死一、三塁のピンチを迎えたが、その後筒香選手をスライダーで抑え、ビシエド選手をツーシームで併殺に仕留めるなど、要所を抑える投球でチームを救った
六回には再び無死一、二塁のピンチを招く場面があったが、低めの球を意識した投球で再び筒香選手を併殺、ビシエド選手を三ゴロに打ち取った
「ピンチでもピンチに感じなく、ずっと強気でいけた」と早川投手はコメントしている
早川投手は、プロ入り前にくふうハヤテの一員として甲子園で投げた経験があり、その際にも好投を見せていた
入団から数ヵ月で支配下選手に昇格し、確かな成長を見せている
母親である明美さんは「頑張り屋さんで、ただただ楽しんで投げていた」と、彼のストイックな姿勢を称賛した
今回の勝利により、阪神は4連勝を飾り、今季最多の貯金34を達成
反省点を見つけて次に繋げる意気込みを見せつつ、早川投手は「次のチャンスにしっかり応えていきたい」と意気込みを語った
今回の記事は、阪神タイガースの若手ピッチャー、早川太貴投手の見事な投球に焦点を当てている。無失点勝利という結果は、単に数字の上だけでなく、チーム全体に自信を与えるものである。特に甲子園での初先発でこのようなパフォーマンスを見せたことは、将来にわたり彼が阪神の投手陣に欠かせない存在になる予感を感じさせる。
キーワード解説
- 無失点勝利とは? プロ野球において、ピッチャーが試合中に一度も相手チームに得点を許さないことで、特に重要な成績とされています。
- 育成ドラフトとは? プロ野球チームが未契約選手を指名して育成する制度で、特に若手選手の発掘の場となります。
- クライマックスシリーズ(CS)とは? 日本のプロ野球において、ペナントレースの結果に基づいて行われるプレーオフのことで、 postseasonの一部として重要な位置を占めています。
- ツーシームとは? ピッチャーが投げるボールの種類のひとつで、バッターから見て内側に曲がる特徴があり、併殺を狙うときなどに使用されます。

