この際、ドラフト候補として注目される最速150キロを記録する右腕の篠原颯斗投手(3年=池田)は「ドラフト1位でプロに行きたい」と明言しました
この発言は、お正月に高校時代のスタッフから「(大学)ラストイヤーでプロに行ってほしい」と激励され、気持ちを新たにしたことが背景にあるようです
篠原投手は、「4年後、プロに行くために日体大に送ってもらった」とし、チームを勝たせることを最優先にして、自身も成長していきたいと力を込めました
昨秋のシーズンでは、力強い直球に加え、フォークやスプリットといった多彩な変化球を武器に、主戦として4勝を挙げる快投を見せ、防御率は驚異の0.40という成績を収めました
この活躍によってチームをリーグ優勝に導きました
同チームの古城隆利監督(55)は「チームを勝たせる投球ができるようになったのが大きい」と、その成長を高く評価しています
篠原投手はエースとして、2季連続での優勝を狙うことを明言し、「全カードで勝てれば、チームの優勝と日本一が見えてくる」と目標が明確です
また、昨秋にはオリックスからドラフト2位で指名された寺西成騎投手から、大切にしていたグラブを譲り受けた篠原投手
「寺西さんを超えないとプロには行けない
ドラフト1位になるためにも、彼を超えるべき存在」と位置づけ、エースとして日本一へ導く決意を固めています
篠原投手の明確な目標とその決意はとても印象的です。彼が大学での最後の年にドラフト1位を狙う情熱が伝わってきます。また、チームの勝利を優先する姿勢も素晴らしいです。今後の活躍に期待がかかります。
キーワード解説
- ドラフトとは?:プロ野球の選手を選ぶシステムで、各球団が新たな選手を獲得するための場です。
- 防御率とは?:投手がどれだけの得点を許したかを示す指標で、数字が低いほど優れた投手を示します。
- エースとは?:チームの中で最も優れた投手を指し、主に最重要の試合を任される役割です。