中日・祖父江大輔投手、現役ラスト登板で感慨深い瞬間を迎える

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2025年9月20日、バンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズの試合は、特別な意味を持つ一戦となった

この日、今季限りでの引退を発表している中日・祖父江大輔投手がマウンドに立ち、現役としての最後の登板を果たした

試合は8回から始まり、祖父江投手はヤクルトの中村悠平選手と対峙した

しかし、初球は145キロの速球が高めに抜け、続くスライダーは中前にヒットとなり、打者1人での降板を余儀なくされた

投手交代が場内アナウンスされると、観客からは大きな歓声が上がった

その後、監督の井上氏が出てくると場内はどよめきに包まれ、祖父江は指揮官と熱いハグを交わし、スタンドからは拍手が贈られた

さらに彼は記念球をファンに投げ込むという特別な瞬間で場を沸かせた

ベンチに戻り、同僚や首脳陣と笑顔でタッチを交わした後、彼の目には涙が浮かんでいた

この日の試合は、同じく引退セレモニーを迎える岡田俊哉投手とのダブルイベントであり、試合前には二人の記念Tシャツを着たチームメートと共に記念撮影も行われた

祖父江投手は、愛知高、愛知大学、トヨタ自動車を経て、2013年度のドラフトで中日に入団

ルーキーイヤーから54試合に登板し、近年は中継ぎ投手として重要な役割を担ってきた

通算507試合の登板で、17勝27敗12セーブ、136ホールドと、防御率は3.04を記録

中日一筋でチームを支えた祖父江大輔投手には、ファンからの感謝の声が惜しまれなかった

祖父江投手のラスト登板は、彼のプロ野球人生の集大成が凝縮された瞬間でした。ファンや仲間との絆が感じられ、引退試合が特別な意味を持つものであることが伝わりました。これからも彼のキャリアを支えた仲間たちやファンの心に、祖父江投手の存在はずっと残るでしょう。
キーワード解説

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