日本ハム・新庄監督、スクイズ失敗を肯定的に評価

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日本ハム・新庄監督、スクイズ失敗を肯定的に評価

◇パ・リーグ 日本ハム8―7ロッテ(2025年9月20日 エスコンF) 日本ハムの新庄剛志監督(53)は、試合のクライマックスとなる7回のスクイズ失敗の場面について「間違えてない」という肯定的な評価を下した

同点にされた直後の1死三塁の状況で、バッターの水野が2ボール1ストライクからスクイズを試みた

スクイズとは、ランナーが得点するためにバッターがボールが投げられる瞬間にバントを行う戦術だ

その一方で、守備側もこのプレイを警戒しがちであり、成功率はさまざまな要因に左右される

しかし、沢村の投じた外角へのスプリット(変化球の一種)が水野のバットをかすめ、代走の五十幡は三本間に挟まれて走塁死となった

このプレイについて新庄監督は、「あれは間違えてないですよ

だって、キャッチャーの佐藤くんが真ん中構えて

で、ベースを狙いにいっての抜けたフォークなんで」と説明し、スクイズを読まれての失敗ではなかったと強調した

また、新庄監督は沢村の技術も称え、「あれは作戦的には間違いじゃない

あれが走っているのを見て、フォークを外にコントロールできてたら、もう失礼しましたですね」と、そのピッチャーの技術を認める姿勢を見せた

今回の試合での新庄監督のコメントは、たとえ失敗に見えても戦術には意味があるというメッセージを含んでいると感じました。特にプロ選手にとって、思い通りにならないこともある中で、今回は技術によって結果が異なったことを認める姿勢は重要です。
キーワード解説

  • スクイズとは?バッターがボールが投げられる瞬間にバントを行い、ランナーが得点を狙う戦術です。
  • スプリットとは?変化球の一種で、直球と比べて急激に落ちる特徴があります。
  • 走塁死とは?ランナーが走っている途中で、守備側によってアウトになることを指します。

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