阪神・原口文仁選手がスタメン復帰、今オフの人員整理に懸念の声

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年9月11日、阪神タイガースは史上最速のリーグ優勝からわずか4日後に、原口文仁選手(33)が今季初となるスタメン出場を果たしました

原口選手は、「がんサバイバー」として知られ、2019年に大腸がんを公表し、ステージ3Bまで進行している中、手術を受け、抗がん剤治療を続けながらの復帰を果たしました

ファンにとって彼の復活は大きな励みとなっています

球団側は「裏切られたと受け止めている」

原口選手は、今季は長らく二軍生活を強いられ、一軍出場はわずか13試合、打率も0割7分7厘という厳しい状態が続いています

9月13日の巨人戦で、代打として投手強襲の打球をヘッドスライディングで内野安打にし、ようやく今季初安打を記録しました

しかし、彼がこのまま存在感を示せない場合、オフには大幅な減俸や戦力外通告も懸念されています

原口選手は昨オフ、出場機会を求めて国内FA権の行使を宣言したものの、他球団からの魅力的なオファーはなく、阪神に残留しました

球団側は、がんが判明した際に原口選手の面倒をみるつもりで契約を継続したため、FA権を行使したことを「裏切り」と受け止めています

候補に挙がる阪神選手たちの実名

藤川球児監督(45)は、今オフに人員整理を行う意向を示しています

昨秋の就任会見で「実力のないベテランは必要ない」と発言し、今季の成績でお眼鏡に適わなかった選手は対象となります

これにより、井上広大外野手(24)や、西勇輝投手(34)もトレードの可能性が浮上しています

西投手は、右膝のケガから復帰後も一軍に上がれない状況で自らトレードを申し出ているとのこと

秋には、どの選手が阪神のユニフォームを着ることができるのか、注目されます

この記事では、阪神タイガースの原口文仁選手がスタメン復帰したことや、球団の厳しい人員整理について取り上げられている。特に、原口選手のがんの克服の話題や彼をめぐるチーム内の状況は、ファンにとって感慨深いものとなるだろう。
キーワード解説

  • がんサバイバーとは?がんを克服したり、がんと闘っている人を指します。原口選手はその一例として知られています。
  • FA権とは?フリーエージェント権の略称で、選手が他の球団と契約する自由を持つ制度です。
  • トレードとは?チーム間で選手を交換することを言います。選手が新しいチームに移籍する方法の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。