試合の詳細
試合はオリックスが2-0でリードする中、8回に4番手投手の岩崎翔(35)が無死満塁の状況を招いてしまいましたしかし、ここで山崎がマウンドに上がり、まずは5番の栗原を153キロの直球で空振り三振に仕留めました
次に、牧原大に対してはスプリット(速球よりも遅い球速で落ちる変化球)を投げ、こちらも一邪飛に打ち取りました
そして、最後の打者として登場した代打・山川を150キロの外角直球で見逃し三振に
山崎は見事なピッチングで3人のバッターを打ち取り、ピンチを救いました
投手陣の活躍
前日20日の試合でも無死満塁の場面で登板し、空振り三振、中飛、見逃し三振に抑えていた山崎これにより、連続して火消し役として活躍したわけです
敵地で集まったオリックスファンからは、大歓声が上がりました
指揮官と選手の反応
現役時代には先発、中継ぎ、抑えとして433試合に登板した岸田護監督(44)は、「素晴らしい投球で、無失点で帰ってくるなんてなかなかできない2試合連続で本当に助かっています」と感謝の意を示しました
また、23年の胴上げ投手となった山崎は、14球を投げてピンチを切り抜け、「自分でもびっくりしました」とコメント
今季1勝目を挙げた先発投手の佐藤一磨(24)も、「山崎の球は本当に次元が違う
見ていてめちゃくちゃ楽しかった」と、その実力を称賛しました
これにより、CS(クライマックスシリーズ)進出を目指すオリックスにとって、山崎の存在は頼もしい選手になってきています
オリックスの山崎投手の活躍は、チームの士気を高める重要な要素となっています。特にプレッシャーのかかる場面で連続してピンチを切り抜けたことは、その精神力と技術の高さを示しています。これからの試合でも彼の力に期待したいです。
キーワード解説
- 無死満塁とは?無死満塁は、バッターが出塁する順番において、どの塁にもアウトがない状態で、全ての塁が埋まっていることを指します。
- スプリットとは?スプリットは、ボールが投げられる際に、投球時の回転によって速度が落ちて急に落ちる変化球です。

