ソフトバンク・オスナ、先発登板で無失点を記録も状態はまだ遠いと認識

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク3―7阪神(21日、タマスタ筑後) ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(30)が、9月21日のウエスタン・リーグで阪神と対戦し、先発として登板しました

オスナは、わずか1回の投球で12球を投げ、1安打無失点という結果を残しました

オスナの投球内容

この試合でオスナは、先頭打者の福島圭音に右前打を許すも、続く榮枝裕貴の初球にチームメイトの渡邉陸が福島を刺し、1死の状態を作り出しました

その後、オスナは2者連続三振を奪い、無失点の好投を見せました

彼の最速球は150キロに達し、相手打者を圧倒する力強さを示しました

状態の確認と今後の見通し

オスナは、右肩のコンディション不良から自身で調整を行い、実戦復帰を果たしました

この日の登板は中1日の登板となりましたが、「走者を出したが、試合を想定して投げられた

強度も上がってきた」と語りました

しかし、「状態が100%かと言われると、まだ遠い」とも述べ、完全復調にはもう少し時間が必要であることを示唆しました

シーズン成績

今季、オスナは1軍で25試合に登板し、3勝1敗8セーブ、6ホールド、防御率は4.32という結果を残しています

しかし、交流戦中には守護神の座を外され、6月19日には出場選手登録を抹消されました

その後、約2カ月半のブランクを経て、9月5日のウエスタン・リーグのオリックス戦で実戦復帰を果たしました

次の試合の見通し

オスナは、9月23日からの関西遠征での登板を計画しており、復帰後の更なるアピールに期待が寄せられています

オスナ投手の復帰はチームにとって重要な出来事であり、彼がピッチングフォームを取り戻しつつあることは明るいニュースです。しかし、完全に調子が戻るまでには時間がかかると彼自身も認識しているため、今後の調整が鍵となります。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球における2軍のリーグで、選手の育成や実戦経験の場として機能しています。
  • 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、投球回数あたりに許した失点の平均を表します。数値が低いほど優秀な投手とされます。
  • セーブとは?:試合の終盤に登板し、チームの勝利を守った投手に与えられる記録です。3点差以内での試合終了時に投げる必要があります。

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