阪神が延長12回の接戦を引き分けに終え、DeNAとの直接対決でシーズンを締めくくる

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◇プロ野球セ・リーグ DeNA2-2阪神(23日、横浜スタジアム)9月23日、横浜スタジアムで行われたプロ野球セ・リーグの試合において、阪神タイガースと横浜DeNAベイスターズが対戦し、延長12回に突入した末、最終的に引き分けとなりました

阪神が交流戦での最終戦を引き分けに終えたのは、両チームにとって重要な一戦となりました

試合の経過

この試合は、阪神にとって一時的に2位に位置するDeNAとの勝負でありました

特に9月は阪神が14勝4敗と好調な成績を残しており、今季最終戦でのパフォーマンスへの期待が高まっていました

試合は、2回表にDeNAが先制点をあげ、筒香嘉智選手の18号ソロホームランによって0-1となりました

続く5回には、阪神の前川右京選手がタイムリーヒットを放ち、同点に追いつきますが、すぐにDeNAが桑原将志選手のタイムリーで再び勝ち越します

延長戦のドラマ

6回には阪神の大山悠輔選手が12号ソロを放ち、再び同点に追いつきます

そこからは互いの投手陣がしっかりと守りを固め、得点が入らないまま延長戦に突入しました

特に注目を集めたのは、延長11回の場面です

阪神の守護神、岩崎優投手が筒香選手にフォアボールを与え、続く山本祐大選手の犠打で、捕手の坂本誠志郎選手が走者を妨害したと判定され、無死1、2塁のピンチを迎えました

ここで藤川球児監督が判定に対して抗議する光景も見られました

それでも、岩崎投手は代打のビシエド選手と加藤響選手を連続で3球三振に打ち取り、無失点で切り抜けます

試合はそのまま延長12回まで続き、最終的には2-2の引き分けとなりました

シーズンの締めくくり

今回の試合結果により、既にリーグ優勝を決めている阪神は、DeNAとの直接対決において14勝8敗3分という成績を収め、シーズンを締めくくりました

この試合は、延長戦に突入するという緊迫した展開が続き、選手たちの集中力やチームの団結力が試されました。特に走塁妨害を巡る判定に対する監督の抗議は、選手たちのプレッシャーを一層高める要因となりました。引き分けによって、阪神はシーズンを無事に終えることができましたが、次のシーズンに向けての課題も残しました。
キーワード解説

  • 延長戦とは?:通常の試合が終了した時点で同点の場合、試合を続けることができる延長時間のこと。選手や観客にとって非常に緊迫感のある瞬間となる。
  • 走塁妨害とは?:走者や打者走者がプレー中に守備側の選手に接触するなどして妨害する行為。ルールに従い、ペナルティが課せられることがある。
  • フォアボールとは?:ピッチャーがストライクゾーンを外れる球を4球投げ、打者が一塁に進むことができる状況。

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