DeNA三嶋一輝投手、来季戦力構想から外れるも現役続行を希望

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横浜DeNAベイスターズの三嶋一輝投手(35)が、2025年シーズンの戦力構想から外れていることが明らかになった

三嶋投手はプロ13年目を迎え、チーム内で最年長の選手であるが、現役続行を強く望んでいる

ファンにとってもショッキングな「戦力外通告」が、今季の8月に突然訪れた

三嶋投手は6試合に登板したものの、防御率は10.80という結果で、チーム登録も外された後は2軍で調整を余儀なくされている

この厳しい現実を受け入れることが、彼にとっては大きな苦痛となっている

三嶋選手は、球団名がDeNAに変更された2012年に、法政大学から2位指名で入団

入団1年目の2013年には6勝(9敗)を挙げ、先発や救援といった多様な役割をこなしていた

その後、彼の武器となったのは、150キロを超える直球と小気味の良い投球リズムで、2021年のシーズンには自己最多となる23セーブを記録し、守護神としての重責も担った

また、2022年8月には国が指定する難病「胸椎黄色じん帯骨化症」の手術を受け、その後の厳しいリハビリを経て、2023年4月26日のヤクルト戦では355日ぶりに勝利を収めた

今季は新たに若手投手陣が台頭する中での苦戦が続いているが、イースタン・リーグでは30試合に出場し、1勝1敗1セーブ、防御率2.51という成績を残している

来たる24日には、イースタンリーグの2軍本拠地「横須賀スタジアム」で最終戦が控えており、三嶋投手が背番号17をつけてマウンドに立つ姿が多くのファンにとって、最後の思い出となることだろう

彼は在籍12年間に373試合に登板し、横浜スタジアムでの存在はファンにとって「当然」のものであった

愛する球団を去ることになる三嶋選手の今後に注目したい

三嶋一輝選手の今季の戦力外通告は、長年チームで活躍してきた選手にとって非常に辛い出来事です。特に彼が病気を克服してきたことは、多くのファンに感動を与えました。選手自身も現役を続けたいと強く望んでいる様子が伝わってきます。若手投手が台頭する中での厳しい立場は理解できますが、三嶋選手の今後の決断にも注目したいです。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは? 戦力外通告は、チームが選手との契約を更新しないことを通知することです。これにより、選手はチームを離れることになります。
  • 防御率とは? 防御率は、投手が与えた失点を投球回数で割った値で、数値が低いほど投手の成績が良いことを示します。
  • 守護神とは? 守護神は、試合の終盤に登板して相手チームの得点を防ぐ役割を持つ最終投手のことを指します。
  • 胸椎黄色じん帯骨化症とは? 胸椎黄色じん帯骨化症は脊椎の病気で、神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こすことがあります。治療には手術が必要な場合もあります。

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