ドラフト5位で入団した菊地ハルン投手（18歳）が、1軍に初昇格し、プロ初登板を果たした
この試合で彼は、1回を無安打無失点という圧巻のピッチングを披露し、球団の高卒新人としては2010年の今村猛以来、マツダスタジアムでのデビューを果たした選手の一人となった
圧巻のピッチングとチームの勝利
この日、菊地投手は身長2メートル、体重115キロという恵まれた体格を活かし、堂々たるマウンド捌きを見せた試合中、チームの連敗が続いていた中での登板であったが、彼の活躍が効果をもたらし、チームは5連敗をストップ
菊地の無安打無失点の好投がこの勝利を引き寄せた
気迫の11球
彼は登板時、スタンドからの大歓声を受け、緊張感を覚えつつも力に変換した「すごい歓声で、それで緊張がほぐれた」と語るように、試合前の練習では「結構緊張してます」と苦笑いを浮かべていた彼が、実際のマウンドに立つと冷静さを保ち、自信に満ちたピッチングを行った
成長著しい右腕
菊地投手は、高校時代に球速145キロを記録し、その後、成長を遂げて154キロをマークしたこの成長は周囲を驚かせている
ウエスタンリーグではすでに10試合に登板し、防御率も2.87と優秀な数字を残している
今後に期待大の新星
新井監督は菊地について「緊張したと思うけど、ストライク先行で投げられるのは大したもの」と称賛し、今後の活躍に大きな期待を寄せているカープは今季巨人戦で勝ち越しを果たしており、菊地がチームの明るい未来を担う選手として浮上したことは間違いない
菊地ハルン投手のプロ初登板は、期待を大きく上回る結果となった。無安打無失点という圧巻の成績は、今後のキャリアに大きなプラスになるだろう。彼の成長と活躍が期待され、チームの希望となる存在にさえなりうるかもしれない。また、監督からの評価も高く、これからのシーズンでどのように成長していくかが楽しみだ。
キーワード解説
- ドラフト：プロ野球選手を選抜するための制度。各チームが若手選手を指名し、契約を結ぶことができる。
- 無安打無失点：投投手が相手打者にヒットを許さず、点を取られない状態のこと。
- 防御率：投手の成績を示す指標で、9イニングあたりに失点する平均を示す。
- ウエスタンリーグ：日本のプロ野球における二軍のリーグ。選手の育成を目的とする。
