日本ハム・細川凌平選手が約3カ月ぶりの出場で奮闘
日本ハムの内野手、細川凌平選手(23)が9月17日、6月2日に圧縮された選手登録から約3カ月ぶりに出場選手として登録されたこの日は楽天との対戦が行われ、細川選手は「2番・二塁」として即座にスタメンに起用された
しかしながら、試合の中で鋭いライナー性の打球が内野手の正面を突くなど、結果を出すことはできず、チームも延長十一回の末にサヨナラ負けを喫してしまった
試合後、細川選手は「大事なときに呼んでもらったのに結果を出せなくて申し訳ないです
チーム自体も負けて悔しい気持ちがあります」と語り、悔しさを滲ませた
細川選手は智弁和歌山高校からのプロ入り5年目の選手であり、今季は2023年と2024年には代走や守備固めなど、チームにとって重要なスーパーサブとして多くの試合に出場してきた
しかし、今年は春季キャンプから2軍生活が続いていた
モットーは「毎日が引退試合(のつもりで頑張る)」という細川選手
自らの課題と真摯に向き合い、打撃フォームを見直しバットを寝かせて構えるスタイルへ変更
プロの選手が使用する巨人・岡本和真モデルの太い芯のバットに切り替えたことで、6月まで2割を下回っていたファーム打率が・271にまで上昇した
「真っすぐに対して空振りやファウルが減った」と、その成果に自信をのぞかせた
さらに、細川選手は幼少期からイチロー選手に憧れ、また父の影響で矢沢永吉のファンでもある
自身の目標となる2人の偉大さに触れながら、「生きるために止まらないことがすごく響いた」と語った
パ・リーグ首位のソフトバンクとの接戦が続く中、「最高の準備をしていくだけ
もうそれしか考えていないです」と前を向いている
細川選手の復帰はチームにとっての朗報であり、彼の意気込みや成長が今後の試合にどのように影響するのか注目されます。特に、彼がアプローチを見直して打撃に取り組んでいる姿勢は、他の選手にも示唆を与えるものとなるでしょう。若手選手としての責任感と努力が、チームを勝利に導く鍵になることを期待しています。
キーワード解説
- スーパーサブとは?チームにおいて、特定のポジションに縛られず、必要に応じてあらゆる役割をこなす選手のこと。代走や守備固めなど、柔軟に対応できる選手がこの役割を担う。
- 打撃フォームとは?選手がバットを持って構える姿勢やスイングの形のことであり、打撃成績に大きく影響を与える要因。適切なフォームを持つことで、より良い打撃が期待できる。
- 研鑽とは?学びや技術を向上させるために努力し続けること。プロスポーツ選手は常に自らを磨くためにこのプロセスを大切にしている。

