オリックスの森友哉、苦境を乗り越え今季初本塁打!チームの士気を高める

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆パ・リーグ オリックス4―6ロッテ(25日・京セラドーム大阪) オリックス・バファローズの捕手、森友哉選手が「8番・捕手」として先発出場し、今季における初本塁打を記録した

試合は、オリックスがロッテに4対6で敗れたものの、森選手の一発はチームにとって貴重な励みとなった

松年ぶりのアーチ

第4打席、森は無死一、三塁という絶好のチャンスを迎えた

フルカウントで菊地の直球を見極め、振り抜いた打球は右翼ポール直撃の一発

これで森選手は昨年から続く12年連続の本塁打記録を達成し、「みんながつないでくれたチャンスだったので、なんとか入ってくれてよかった

とりあえず1本出たというのはうれしいです」と感慨深げに語った

苦しい時期を経ての成功

直前の36打席ではヒットが出ず、森選手は「何をやっても結果が出ず、プロ野球人生の中で得た引き出しをすべて開けても、何もフィットしない」と苦しんでいた

しかし、岸田監督や福良GMの支えを受け、自身を見つめ直し、試合後には居残りでの素振りを重ねた結果、念願のホームランを掴むことができた

チームへの感謝と今後の抱負

森選手は「僕がホッとしている以上にみんながすごく喜んでくれて、『おかえり』と言ってもらえた

すごくありがたいし、もっと引っ張っていけたらと思う」と、チームメイトとの強い絆を再確認した

なお、チームは連勝が止まったが、4位の楽天も敗れたため、最短で27日にも2年ぶりのクライマックスシリーズ進出が確定する見込みだ

覚悟を新たに
森選手は「自己中の野球をやってはいけない

もう死に物狂いでやるしかない」と、チームにとっての攻守の要としての覚悟と責任を示した

森友哉選手の今季初本塁打は、チームにとっても選手本人にとっても大きな意味を持つ瞬間となりました。苦しんできた時期を経ての成功には、多くの人の支えがあり、その感謝の気持ちが伝わってきます。これからの試合でも、選手の成長を期待したいと思います。
キーワード解説

  • 本塁打とは? 野球において、打者がボールを打ち、塁を1周して得点すること。これはチームにとって大きな得点源となる。
  • フルカウントとは? 投球数が3ストライクと3ボールとなった状態。次の投球で打者がアウトか歩けるかの重要な局面。
  • 居残りとは? 訓練や練習が終わった後も残ってさらなる練習を行うこと。自己改善のための重要な手法の一つ。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは? プロ野球の postseason の一部で、リーグチャンピオンを決めるためのトーナメント。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。