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巨人・浅野翔吾が単独自主トレを公開、全試合出場を目指す意気込みを語る

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巨人の浅野翔吾外野手(20)は、香川県高松市のレクザムスタジアムで行った単独自主トレーニングを公開し、今季の全試合出場を目指す意気込みを強く表明した

浅野は約2時間にわたる練習を行い、特に振り込みメニューに重点を置いた

自主トレでの意識の高まり

練習の中で、浅野選手はバットを振ることに対して一心不乱に取り組み、最後にはロングティーを行った

ロングティーとは、ティーに置いたボールを打つ練習であり、バッティングの飛距離やスイングスピードを確認するのに適したトレーニング方法だ

浅野は「思い描いたより充実している

いい練習ができていると思います」と述べ、練習後はヘトヘトになるほどの疲労感を示した

昨シーズンの振り返りと今後の目標

昨シーズンの浅野は8月中旬から主力として活躍し、40試合に出場

打率は2割4分、ホームランは3本、打点は18という成績を残した

しかし、彼は今年こそ全試合出場を果たし、球団の偉業を目指すと意気込んでいる

「高卒3年以内で全試合出場を果たしたのは王貞治や松井秀喜など3人だけ

4人目の快挙に挑む」と、自身の目標を明らかにした

監督からの期待と戦略

今季の目標達成のためには打撃力の向上が不可欠であり、阿部監督から「打ちゃいい」というアドバイスを受けたという

浅野は「振る力」をテーマに、形にとらわれずに力強くスイングすることに専念することを決めた

「質より量」という指導方針を胸に、約500スイングを達成した

自由な環境での自主トレの意義
浅野の単独自主トレは異例であり、一人で取り組むことによって自由な時間を使い、自身の課題に集中することができると話している

また、球場近くのジムで体幹トレーニングや筋力トレーニングを行い、食事面でも工夫を凝らしている

彼は「やらないといけないという自覚が芽生えている」と語り、自分の成長に対する強い意識を持っている

さらに、浅野は地元香川での公式戦開催を望んでおり、「高松でできるように頑張っている」と述べ、良き地元への恩返しも忘れていない

今年のテーマとして掲げた「優」とは、優勝と共に後輩に対する優しさを意識したものである

最後に、巨人の矢野謙次2軍打撃コーチ(44)との共同で開催された野球教室では、地元の小中学生を対象にアドバイスし、子どもたちに対して積極的に質問することを勧めた

浅野選手が行った単独自主トレーニングは、彼のプロとしての覚悟や目標の高さを示しています。全試合出場を目指す彼の努力は、他の若手選手への刺激ともなり、プロ野球界全体に大きな影響を与えるかもしれません。
キーワード解説

  • 自主トレとは?:自主トレとは、選手が自ら計画を立てて行うトレーニングのことです。通常の練習に参加するのではなく、自分の目的に合わせた練習を行うことで、成長を促します。
  • ロングティーとは?:ロングティーは、ティーにボールを置いて打つ練習方法です。このトレーニングでは、スイングの軌道や力強さを確認できます。
  • 全試合出場とは?:全試合出場とは、シーズン中の全ての試合に出場することを指します。これは選手にとって大きな目標の一つです。

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