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広島・坂倉将吾、首位打者奪取に向けた新たな戦略を発表

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広島東洋カープの坂倉将吾捕手(26)が、2025年シーズンに向けた自主トレーニングを11日に高知市で公開しました

坂倉は、個人としての目標達成に向けてしっかりとした意志を示し、「チームの優勝はもちろん、個人が頑張らないと上にはいけないと分かりましたし、1人の選手として高い数字を求めたい」と語りました

昨年11月に行われた国際大会「プレミア12」では、日本代表の正捕手として出場し、7試合で打率4割4分4厘を記録

更に、大会のベストナインにも選ばれたことで「打てる捕手」としての地位を確立しています

9年目を迎える今季、彼は首位打者を目標に掲げ、4年ぶりの打率3割以上、自己最多の20本塁打以上を目指す姿勢を示しています

打席での我慢がキーポイント

目標達成に向けて坂倉は「今年は〝我慢する打席〟を増やしていきたい」とコメント

打撃スタイルにおけるキーワードとして「我慢」を挙げました

「タイトル争いをしたい中で、打ってやろうというよりは、むしろ必要なのは我慢かなと思っています」と話します

具体的な数値目標

具体的な施策として、昨季31個だった四球数を増加させること、さらにはわずか2本に留まった犠牲フライも増やす方針を示しています

これらは直接的に打率に影響しないかもしれませんが、チーム全体の得点力向上に寄与する打席を重視しています

四球を取るための姿勢

特に四球については「結果として増やせるように」と強調し、自ら狙って取りに行く姿勢を見せています

「もちろん、それなりの対応力と見極めが必要ですが、四球が多い人は三振も多いと思う

三振を必要以上に恐れることなく、ビビらないで臨みたい」と述べ、打席での「待ちの姿勢」を重視しています

メンタルの変化
坂倉は、「歴代の首位打者でも、どんな高打率を残したとしてもほとんどが3割台」と指摘し、「打ちたい」を我慢することも時には必要だと強調しています

日々の打席においてメリハリを持ち、状況に合わせたアプローチをすることが今後のキーポイントになるとしています

坂倉選手が打席での「我慢を増やす」と意気込んでいるのは、首位打者との争いで有利に進めるため、非常に重要なポイントだと思います。チームの勝利を目指し、自身の成長につなげようとしている姿勢が素晴らしいです。
キーワード解説

  • 四球とは?:四球とは、打者がボールを4回振らずに塁に出ることを指します。これにより、出塁率が向上し、チームにとって重要な得点機会を生み出します。
  • 打率とは?:打率とは、選手が打席に立ってヒットを打った割合のことです。一般的に、打率3割を超えることは非常に難しく、高い評価を受ける基準の一つです。
  • 犠牲フライとは?:犠牲フライは、フライボールを打ち上げて外野手に捕られるも、走者が本塁に進むことを許す打撃を指します。このプレーで得点を獲得することはチームにとって重要な戦略です。

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