この試合で際立ったのが、山本選手の執念の一打だった
試合は4-4の同点で迎えた7回、無死一、二塁の場面
山本選手は本来、犠打を想定して打席に立ったが、出たサインは「打て」というものだった
外角のシュートボールを見事に捉え、右前に運んで無死満塁のチャンスを広げた
しかし、右翼手オコエが送球を誤り、二塁走者の筒香選手が一気に生還し、決勝点が入ることとなった
山本選手はこの日の勝利打点は付かないものの、「勝てたことが一番大事」と、喜びを語った
また、守備でも際立った活躍を見せ、7回には盗塁を阻止し、9回にはバント処理での三塁送球でピンチを防ぐビッグプレーを演じた
昨シーズン、山本選手は広島戦で死球を受けて右尺骨を骨折し、CS争いの終盤を棒に振った経験を持っている
一方、主将の牧選手は左手親指の手術を受け回復に向けてリハビリを行っており、山本選手は牧選手を励ましつつチームを引っ張っている
これでDeNAは4年連続のシーズン勝ち越しを達成し、さらに27日の巨人戦で勝利または引き分ければCSファーストステージを本拠地で開催できる2位が確定する
山本選手は「去年はケガで悔しかった
今年は最後まで戦う」と意気込みを見せた
今回の試合は、選手たちの執念が光る内容でした。特に山本選手の同点を引き寄せる打撃と、その後のディフェンスでの活躍が印象的です。選手たちの苦しい経験やバトンをつなぐ思いが、今シーズンの成功に繋がるのではないかと期待されます。
キーワード解説
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