中日ドラフト3位ルーキー・森駿太、甲子園デビュー戦でマルチ安打の活躍

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◇26日 阪神6―2中日(甲子園) 中日は26日、甲子園球場で行われた阪神戦に2―6で敗れたが、新たなスター候補の登場が話題となった

ドラフト3位で入団した18歳の森駿太内野手が「6番・三塁」として先発出場し、5回に右翼フェンス直撃の三塁打を放つなど4打数2安打を記録した

さらに、8番・捕手の味谷大誠選手(22)もプロ初打点となる中犠飛をマークし、若手選手の活躍が目立った

第5回に、森は甲子園初出場とは思えぬ安定したプレーを見せた

彼にとって甲子園は「今まで行ったことがなかった」という球場であり、大きな舞台への緊張感もあったろう

それでも、第2打席では見事な三塁打を放ち、持ち味のパワフルなスイングを披露した

初出場で初安打を記録した23日のヤクルト戦に続き、森は「6番・三塁」としてスタメンでの出場が決まり、注目を集めていた

特に5回の打席では、阪神の先発・村上の変化球を見極め、バットに乗せた打球が右翼フェンスを直撃し、悠々と三塁へ到達するという見事なシーンを演出した

ただし、初打席ではチェンジアップに翻弄され三振に終わった

「一軍の打席では、考えることが多い」と森は語り、新たな挑戦に対する気持ちを持っていることを強調した

現役時代、甲子園への出場がなかった桐光学園高時代を経て、プロでの初めての舞台で活躍したことは、特に彼にとっての感慨深い出来事であった

森は、味谷の中犠飛によってヘッドスライディングで初得点を記録し、その後の第3打席でも右前打を成功させた

これで中日の高卒新人では20年の石川昂以来のマルチ安打となる快挙を達成した

森は試合後、「これからさらに成長したい」と語り、次世代を担う選手としての意気込みを示した

今回の試合での森駿太選手の活躍は、将来の中日ドラゴンズを担う若手選手の可能性を示す明るいニュースとなりました。甲子園という大舞台での初長打は、彼自身にとっても特別な意味を持っているはずです。このような若手選手の成長が、チーム全体の士気を高め、今後のシーズンに向けて希望を与えることでしょう。
キーワード解説

  • 三塁打とは? 三塁打は、バッターが打ったボールが外野に飛び、3塁まで到達することを言います。この場合、ランナーが3塁まで行くことができた場合、得点が期待できます。
  • 犠飛とは? 犠飛とは、バッターが打ったボールが外野に飛び、ランナーがタッチアップして次の塁に進むことを助ける打撃です。得点に貢献しつつ、自身がアウトになることが多いです。
  • マルチ安打とは? マルチ安打は、1試合で2本以上の安打を記録することを指します。特に新人選手にとって重要な成績で、実力を示す良い機会です。

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