阪神・村上頌樹が13勝目、最高勝率タイトル獲得に向けて前進
（セ・リーグ、阪神6－2中日、23回戦、阪神12勝11敗、26日、甲子園）先発投手の村上頌樹（27）が、5回5安打1失点と素晴らしいピッチングを披露し、今季の13勝目を挙げたこの勝利により、村上は最高勝率タイトル獲得への道を大きく前進させた
試合開始前、村上選手は「今日は5点ぐらい入らないかなあ」と期待を寄せていたが、初回からいきなり4点の援護を受けて、勢いに乗る展開となった
初回はすぐに3人をアウトにし、チームの力強い攻撃を後押しした
その後、三回には中日の岡林選手の打球が右膝付近に当たり、一時プレーが中断された
しかし、村上選手は「気合が入った」と続投を決意し、5回には犠牲フライで1点を返されたものの、無失点を維持し、勝利投手の権利を得た
最終的に村上の勝率は.765となり、今季の最高勝率が確定的となった
昨シーズンはリーグワーストとなる11敗を喫した村上選手だが、今季は多くの成績を残す姿に感慨深いものがある
136奪三振を記録しており、リーグの2位の高橋宏（中日）に5差をつけ、14勝の東（DeNA）に1勝差という好位置にいる
阪神の藤川監督は、村上選手の今後のコンディションに言及しつつ、10月2日のヤクルト戦に登板する可能性があることを示唆した
投手三冠の可能性も見えてきており、周囲の支えが村上選手にとっての大きな刺激となっている
兵庫県出身の選手が多く活躍しているこのシーズン、村上選手もその一員として「兵庫県が頑張っているので、最多勝も手に入れたい」と述べており、クライマックスシリーズに向けたさらなる成長が期待されている
村上頌樹選手の今回は、投球技術だけでなく、試合の流れを把握し、気持ちを切り替えることができた点が素晴らしかった。特に、身体に当たった球をも克服して試合を続行したことは、彼の強い精神力を示しており、今後の成長が楽しみである。クライマックスシリーズへ向けた準備が進む中、彼の活躍がチーム全体の士気を高めることが期待される。
キーワード解説
- 村上頌樹とは？野球選手で阪神タイガースの先発投手。今季の成績向上により最高勝率タイトル獲得が期待されている。
- 最高勝率とは？プロ野球における投手の成績の一つで、最も多くの勝利を挙げた投手が有利となる。勝率は勝利数を試合数で割った数値で決まる。
- 奪三振とは？ピッチャーがバッターに対して三振を取ること。投手の実力を示す重要な指標であり、チームにとっても勝利に直結する。
- 投手三冠とは？投手が最も優れた成績を収めるための賞で、勝利数、防御率、奪三振の3つの指標で評価される。
