日本ハムの安西叶翔、トミー・ジョン手術からの復活登板を果たす

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日本ハムの高卒3年目右腕、安西叶翔投手(20)が27日、イースタン・リーグのヤクルト戦において、24年6月のトミー・ジョン手術から1年半ぶりの実戦登板を果たしました

安西投手は6回に登板し、1回18球を投げ、1安打2三振無失点という圧巻の成績を残しました

また、プロ入り後最速となる148キロをマークし、今後の活躍が期待されます

トミー・ジョン手術とは?

トミー・ジョン手術は、肘にある靭帯(じんたい)を修復する手術で、特に野球選手に多く実施されます

靭帯は投球時に非常に重要な役割を果たしており、これを再建することで投手は再び高いパフォーマンスを発揮できるようになります

復帰までの道のり

安西投手は22年にドラフト4位で日本ハムに入団しましたが、1年目は腰痛の影響で、実戦デビューは夏頃にずれ込みました

さらに24年の5月にはライブBP中に右肘を痛め、靭帯が断裂するという衝撃的な経験をしました

安西投手はそのときの感覚を「痛いというよりも、感覚がなくなった」と表現し、初めての痛みを抱えながら2度の手術を乗り越えました

リハビリとトレーニング

手術後、安西投手は1年半にわたるリハビリ期間を経て、ウエートトレーニングに励みました

その結果、体重は6キロ増加し99キロに達しました

こうした厳しいトレーニングが、彼の投球内容にいかに寄与しているかは明白です

今後の展望
安西投手は、「僕の物語は、ここからです」と語り、プロ入り2年目で迎える再スタートに意欲を示しました

期待される若手選手が先輩に負けじと、1軍で快投する日が待ち遠しい限りです

安西投手の復帰は、多くのファンにとっても待ち望まれたニュースです。手術後のリハビリとトレーニングは簡単ではなかったでしょうが、彼の努力が実を結んだことを祝いたいと思います。これからの活躍が一層楽しみです。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を再建する手術で、投手にとってはパフォーマンスを回復するための重要な手術です。
  • 靭帯とは?靭帯は骨と骨をつなぐ組織で、関節を安定させる役割を果たしています。特に投げる動作では重要です。

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