高橋宏、珍記録に絡む投球でシーズン7勝目を達成

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◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇27日 阪神3―5中日(甲子園)20日のヤクルト戦(バンテリンドーム)で行われた岡田と祖父江の引退セレモニーでは、二つのレアな記録が惜しくも達成されなかった

一つ目の記録は、「フライアウトゼロ」になるところだったが、最後のアウトが遊飛となり、達成には至らなかった

このような記録は「1000試合に一度」訪れるかどうかという珍しさを持っています

二つ目は、「救援投手による2桁奪三振」で、こちらも現在の分業制が確立された野球界ではめったに見ることができない記録です

どちらの記録にも関与していたのが高橋宏投手で、岡田の後を受けて9三振を奪い、10個のゴロアウトを記録しました

高橋は自身が「ゴロピッチャー」と述べるように、ゴロと三振は彼のピッチングの指標です

達成しなかったことを気にせず、彼はこの試合で7勝目を挙げ、8勝目を目指すべく、前回と同様に6イニング2/3を投げて7奪三振、ゴロアウト5、フライアウト7を記録しました

現在、奪三振部門でのタイトル争いにおいて、阪神の村上選手と僅差でリードしています

村上選手が10月2日の最終戦(ヤクルト戦)に登板することが予想されますが、高橋は「あとは天命を待つのみ」と語ります

「138奪三振」というその数字について質問されると、高橋は「もっと取れたと思います」と即答し、「1試合で1とか2の試合もありました」と続けました

彼は試合ごとのパフォーマンスにこだわり、パ・リーグにいる183奪三振を記録した日本ハムの伊藤投手のように、さらなる向上を目指しています

奪三振とゴロアウトは、高橋宏投手にとって自らの成長を計る指標です

彼は常に次のステップを見据えて投球に臨んでいます

高橋宏投手の活躍は、特に奪三振という観点から興味深いものです。彼がこだわる数字は、自信と成長の指標でもあります。また、稀な記録に絡んだ試合は、選手たちにとっても素晴らしい経験であり、観客をも楽しませる要素です。今後の彼のパフォーマンスに期待が寄せられます。
キーワード解説

  • フライアウトゼロとは?:フライアウトゼロとは、試合中にフライアウトがひとつも出ないという非常に珍しい記録のことを指します。
  • 救援投手とは?:救援投手は、先発投手が降板した後にマウンドに上がる投手のことをいいます。一般的には試合後半で登場し、試合を締める役割を担います。
  • ゴロアウトとは?:ゴロアウトとは、打球が地面を転がっていく形でアウトになることを指します。通常、内野手が捕球しやすい形での打球です。
  • 奪三振とは?:奪三振は、投手が打者を三振にすることを指し、投手の実力を示す重要な指標とされています。

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