阪神・及川がプロ野球新記録、18試合連続ホールドを達成

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◇セ・リーグ 阪神2-4中日(2025年9月28日 甲子園) 阪神・及川雅貴投手(24)が、28日の中日戦(甲子園)で1点のリードを守るために7回に登板し、1回を無失点で切り抜ける快投を見せた

その結果、及川はプロ野球新記録となる18試合連続ホールドを達成した

ホールドは、試合においてリリーフ投手が勝利投手となるために必要な状況を保持し続けたことを示す指標であり、登板した投手が一定条件を満たすと付与される

及川の活躍によって、阪神のホールドポイントは今季52に達し、球団記録を更新した

シーズン最終盤とあって他の投手たちと同様に疲労も見え始めたが、及川は変わらぬ安定感を誇示

特に、この試合では3者連続の奪三振を記録し、試合中のプレッシャーをものともせずに得点を防ぐ力強いピッチングを展開した

試合後、及川は新記録に対して「全然実感はないですけど、今日もゼロで帰ってこられたので良かった」とコメント

これまでの功績は、勝利を必要とする場において重要な役割を果たしてきた証左であり、高卒6年目の若手左腕としての自覚が育まれている様子が伺える

また、及川は「勝ち試合で投げる投手は点を取られると試合が終わってしまうこともあるので、なるべくいい状態で上がりたい」とプレッシャーに対する心構えを語った

登板数はリーグ最多の66を数え、体力の限界に挑みながらも全力を尽くす姿勢を崩さない

さらに試合直後の攻撃前には、コロナ禍で禁止されていたジェット風船が公式戦で復活

及川は「割れる音が気になった」と嬉しそうに語り、その新しい光景を楽しむ姿が印象的だった

ホールドポイントの合計は22試合連続に達し、同時に最優秀中継ぎ投手タイトル争いにおいても巨人・大勢との競争が続いている

「意識はしていると思います」と自身の成長を感じ取りながら、残りの試合でもチームの勝利に貢献する決意を示した

及川選手の活躍は、プロ野球における若手投手の成長を示す素晴らしい例です。新記録達成により、彼の名は野球史に刻まれるでしょう。今後も彼がどのように成長していくのか、非常に楽しみです。
キーワード解説

  • ホールドとは?:リリーフ投手が試合中に自軍の勝利が確定した状況を維持した際に与えられる指標で、投手の信頼性を示す一つの要素です。
  • 奪三振とは?:投手が打者に対して三振を取ることを指し、効果的な投球の指標となります。
  • 連続記録とは?:特定の成績が何試合続くかを示す数字で、記録として残ることには多くの意義があります。

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