オリックス・山下舜平大が復帰後初勝利、今後の活躍に期待高まる
オリックス・山下舜平大投手が、27日の楽天戦で今季初勝利を達成しました腰痛からの復帰後、これが3試合目となります
デイリースポーツの評論家である野田浩司氏は、「これから本格化していく投手
奪三振能力が非常に高く、記録(19)を塗り替えるのは彼だろう」と述べ、今後の成長に期待を寄せています
この楽天戦では、序盤はあまり良い出来でなかったものの、三回以降はカーブを駆使して連続三振を奪う姿が見られました
これにより、ボールの制御ができるようになり、三振を取ることが明確な戦略として機能しました
実際、山下はこの試合で7回を投げ、3安打、11奪三振、無失点という素晴らしい成績を収めました
これまでの成績と球種
山下選手のこれまでのパフォーマンスを振り返ると、復帰初戦の9月7日の日本ハム戦では5回を投げて3安打、11奪三振、2失点同月18日の西武戦では7回2/3を投げて7安打、8奪三振、1失点
今試合の楽天戦に至るまで、彼は非常に安定した投球を見せています
| 試合日 | 相手 | 回数 | 奪三振 | 失点 |
|---|---|---|---|---|
| 9/7 | 日本ハム | 5 | 11 | 2 |
| 9/18 | 西武 | 7 ⅔ | 8 | 1 |
| 9/27 | 楽天 | 7 | 11 | 0 |
それぞれがカウント球としても機能し、勝負球としても使える能力を持ち合わせています
特にカーブは高校時代からの持ち球であり、フォークはプロ入り後に習得したものですが、年々精度が増しており、今では彼の武器となっています
今後の課題としては、時折直球の制御が乱れたり、フォークが抜けてしまうことで、球数が増加してしまう点が挙げられます
しかし、彼が調子に乗れば非常に優れた投球を展開することができるでしょう
記録更新の期待
NPB記録の奪三振数は19個で、過去には野田浩司氏自身や佐々木朗希選手がこの記録を達成しています山下選手がこの記録を塗り替える可能性があるとされるのは、彼の高い能力に起因しています
また、昨年は日本代表にも選ばれた彼ですが、一時期は体調を崩していたこともありました
しかし、今は健康を取り戻し、これからの成長が非常に楽しみです
終盤戦を迎える中、山下選手がファーストステージでの先発投手として起用されることを、評論家の野田氏は予測しています
チームメイトの宮城選手や九里選手が今一つ調子に乗れない中、山下選手が勝利のカギを握る存在になることでしょう
山下舜平大選手の復帰後の成長には非常に期待が寄せられています。今シーズンの彼は急速な成長を遂げ、特に奪三振能力においてそのポテンシャルを見せています。今後の登板ではどのようなパフォーマンスを見せるのか、ファンや評論家は楽しみにしています。
キーワード解説
- 奪三振とは?:投手がバッターをストライクで三回アウトにすることを指し、特に高い能力の表れとされます。
- カーブとは?:球速が落ちることによってバッターのタイミングを狂わせる球種で、山下選手の得意な球の一つです。
- フォークとは?:ピッチャーがボールを落とす動きを使ってバッターを打ち取る球種。特にコンディションが良いときには非常に効果的です。

