田中将大投手、日米通算200勝達成!小林誠司との新バッテリーが見せた絆

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◆JERA セ・リーグ 巨人4―2中日(30日・東京ドーム) 巨人の田中将大投手が、史上4人目となる日米通算200勝を達成した

試合の中で、田中選手は彼自身が指名した小林誠司捕手とのバッテリー「マーコバ」で、この偉業を成し遂げた

試合後の会見で田中選手は、小林捕手との関係性について言及し、「小林は心強かったか?」という質問に対し、「そうですね

誠司とは1軍の舞台では初めてでしたけれど、春先から多くのバッテリーをファームで組んで、様々な話をしてきたので、1軍での初めての組み方も何の違和感もなく、良い形で試合に臨めたと思います

非常に助かりました」と語った

試合後、小林選手は記者団に囲まれ、「え?聞いてくれるんですか、僕に?ありがとうございます」と笑顔を見せ、偉業達成の試合に立ち会えたことへの喜びを熱く語った

田中選手から指名を受けたことについて、小林選手は、「そうですね、将大さんが持ってる力はまだまだ出せると思いますし、今日の200勝の試合に立ち会えてすごく嬉しかったです

ただ、なかなか気を使う試合になってしまいました」と述べた

チームの勝利が最優先

試合前、小林選手は、田中選手とどんな話を交わしていたのかを振り返る

「特別なことはありません

一番重要なのはチームが勝つこと

そのために、相手のバッターに対しての戦略などを話しました」と述べ、また「硬くならずにファーストストライクを投げて、リズムよく、特にランナーがいる場合には強弱をつけて投げる」という意見を交わしたことも明かした

試合の流れに沿った攻め方は、田中選手の投球術によって抑えられたと付け加えた

バッテリー間のコミュニケーションの重要性

試合後、小林選手は「勝ったということが一番嬉しい」と再度強調し、「久しぶりに多くのピッチャーを捕っている感覚があった」と満足感を表現した

また、小林選手はファームでの経験が影響を与えたことを明かし、「将大さんも大投手だけれど、僕にも色々と会話をしてくれて、すごく勉強になった」と語った

彼は田中選手オリジナルの投球術に感心しつつ、共に学び合う姿勢を続けていく意志を表明した

田中将大投手の200勝達成は、彼のキャリアにおいて大きな節目である。特に小林誠司選手とのバッテリーが作り上げたチームワークは、勝利を導くための重要な要素であった。両者のコミュニケーションや信頼関係が、これまでの準備から実戦においていかに重要であるかが強調された試合だった。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?:これは日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグを合わせて、投手が達成した勝利の合計が200勝に達することを指します。
  • バッテリーとは?:野球において、ピッチャーとキャッチャーの組み合わせを指します。彼らの連携が試合の結果に大きく影響します。
  • ファームとは?:プロ野球チームの二軍や育成チームを指します。選手がここで経験を積むことで、1軍での活躍が期待されます。

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