田中将大が日米通算200勝達成、試合後の感慨を語る

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◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-2中日(9月30日、東京ドーム)日米通算200勝を達成した巨人の田中将大投手が試合後に会見を行い、思いを語りました

会見では「感無量です

終わってから少し時間がたったけど、自宅に帰ってからの方が実感がわくと思うので、まだふわふわしてる」と胸中を明かします

試合は、巨人が初回に中山礼都選手のタイムリーなどで、いきなり3点の援護を受けました

3回に中日は細川成也選手の2ランホームランで1点差に詰め寄りましたが、田中投手は6回を投げて2失点に抑える力投を見せました

7回以降はリリーフ陣が得点を与えず、田中投手の勝利を守りました

田中投手はマウンドでの心境について「自分がやるべきことに集中したくても、別のところからの弱さや雑音が入ることもある

それに向き合って打ち消し、自分のやることに集中する繰り返しでした」と語り、3回に被弾したことを振り返りました

「サイン通りに投げられなくて一番よくない点の取られ方だった

あそこは大きな反省でしたが、その後を抑えられてよかった」と続けました

バッテリーを組んだ小林誠司選手との連携を振り返り、「春先からファームでバッテリーを組んで色々と話してきた

1軍で組むのは初めてでしたが、何も違和感なく良い形で入れたと思います

本当にリズムよく引っ張ってくれました」と感謝の意を表しました

さらに、7回以降は中川皓太投手、田中瑛斗投手、大勢投手、マルティネス投手の4人が無失点でつなぎ、田中投手の白星を守り切りました

「頼もしいリリーフ陣がこの1年、素晴らしい活躍をしていたので、信じていました

投げ終わった後、皆が『めっちゃ緊張してた』と言っていたことに申し訳ない気持ちもありましたが、結果としてみんな抑えてくれた」と同僚たちへの信頼を示しました

最後に、200勝達成までの道のりについて「『200』という数字が近づいてから、本当に多くのことがありました

その分、本当に苦しかったです

時間がかかりましたが、乗り越えてこの数字にたどり着けたことは、自分にとって非常に大きな1勝でした」と振り返りました

田中将大投手の200勝達成は、彼の努力とチームの支えがあったからこそ実現したものです。野球ファンにとっても、彼の成長を見守ることができた貴重な瞬間であり、今後の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?日米でプロ野球をプレーした選手が、勝利数を合計して200勝に達することを指します。
  • リリーフ陣とは?試合の途中で登板し、先発投手を交代するピッチャーのことです。試合終盤に重要な役割を果たします。
  • タイムリーとは?走者を得点させるヒットのことで、打点を稼ぐ重要なプレーとなります。

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