ロッテ・西川史礁選手、打撃改造で新人王争いに名乗りを上げる

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2025年のプロ野球シーズンは新人王争いが激化していて、特にパ・リーグにおいては数名の有力選手がひしめき合っています

その中でも、ロッテのルーキーである西川史礁選手(22歳)の急成長が話題です

彼はヒロド歩美キャスターの取材を受け、この成長の秘密に迫りました

新人離れした活躍の背景

パ・リーグには、日本ハムの達孝太投手(21歳)、楽天の宗山塁選手(22歳)、西武の渡部聖弥選手(23歳)など、優れたルーキーが揃っています

しかし、西川選手は特に驚異的な成績を収めており、特に6月以降の打率は3割を超えています

また、彼の二塁打本数もリーグトップの27本に達しています

逆境からの立ち直り

ドラフト1位でロッテに入団した西川選手は、開幕スタメンに選ばれましたが、逆風に遭遇します

4月には17打席連続ノーヒットを経験し、2度にわたり二軍に落ちる事態まで追い込まれました

彼自身も「完璧に捉えようとし過ぎて、詰まるのを恐れた」と語っています

異例の打撃改造提案

その後、西川選手を支えたのは、当時の二軍監督であるサブローさんです

サブローさんは西川選手に「詰まっていい」とアドバイスし、詰まることを恐れずボールを引き付けることの重要性を説きました

この発想の転換が、彼の成績向上の大きなきっかけとなりました

復活の兆し

6月22日のDeNA戦では、「最高のバッティング」とされるポテンヒットを3本も放つなど、彼の打撃は急上昇

選球眼や変化球への対応力も向上し、一気に新人王候補の仲間入りを果たしました

規定打席に到達した西川選手

先月30日の楽天戦では、彼は116本目のヒットを放ち、規定打席に到達

この時点で打率はリーグ6位に位置し、新人王争いを順調に進めています

西川選手の打撃改造は、サブロー監督のアドバイスから始まりました。「詰まっていい」という言葉が彼の意識を変えたことが、このシーズンの彼の成績に大きな影響を与えたと言えます。逆境を乗り越え、成長した姿は多くのファンを魅了しているでしょう。今後の活躍にも期待がかかります。
キーワード解説

  • 新人王とは?プロ野球のシーズン中に最も優秀なルーキー選手に贈られる称号のことで、成績やプレー内容で評価されます。
  • 打撃改造とは?選手が自分の打撃スタイルや技術を改善するために行う訓練や練習方法のことを指します。
  • 選球眼とは?ピッチャーが投げたボールを見て、そのボールがストライクかボールかを判断する力のことです。

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