ソフトバンク・ロドリゲス投手、2回無安打無失点の好投を披露

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 ◆交流戦・ソフトバンク2軍4―0NCダイノス(1日、タマスタ筑後) 福岡ソフトバンクホークスの育成選手、ルイス・ロドリゲス投手(24)が、9月1日に行われたNCダイノスとの試合で見事なピッチングを披露した

ロドリゲスは2回を無安打無失点、さらに4つの奪三振を記録し、チームの勝利に大きく貢献した

試合の状況とロドリゲスのパフォーマンス

 この試合でロドリゲスは6回に登板

初回から自信に満ちた投球を見せ、2者連続で見逃し三振を奪った

その後、続く打者には左飛を打たせ、7回にも2者連続で三振を奪うなど、圧巻の内容で打者を手玉に取った

最速154キロを記録したロドリゲスは、「初球ストライクを取ること、変化球を低めに投げることを意識して、うまく結果に結びついた」と感想を述べた

怪我からの復帰

 ドミニカ共和国出身のロドリゲスは、2022年に入団した最速160キロの右腕だ

2023年5月には右肘内側側副靱帯の再建術、通称トミー・ジョン手術を受け、その回復には長い時間を要した

今季はウエスタン・リーグに初出場し、試合を重ねる中で調子を上げている

今後の展望

 ロドリゲスはこれまで9試合に登板し、0勝1敗、防御率6.00と振るわない成績だが、27日には中日戦で初めて回をまたいでの登板を果たし、壁にぶつかる機会もあった

彼は「1イニング目と2イニング目で別の投球になってしまった」と悔しさをにじませている

助言と成長
 また、ロドリゲスは同僚のロベルト・オスナから「初球ストライクを取ることが一番大事だ」とアドバイスを受け、その言葉を胸にマウンドに立ち続けている

オスナはこの日、わずか15球で三者凡退を奪う圧巻のピッチングを見せ、ロドリゲスはそのスタイルに触発されたという

 次回登板予定の6日に始まるみやざきフェニックス・リーグでは、「初球ストライク、コース低めに投げることを心がける

より少ない球数でアウトを取る」と意気込みを語っている

今後の成長が期待される19年選手のパフォーマンスに、ファンも注目していきたい

今回のロドリゲス選手の投球は、彼の成長の証と言えるでしょう。怪我からの復帰という厳しい状況の中で、力強いピッチングを遂行したのは素晴らしい結果です。ファンとしても彼のこれからの活躍が楽しみです。
キーワード解説

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