西武・佐々木健投手、来季契約不成立で退団決定

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埼玉西武ライオンズは10月2日、29歳の佐々木健投手との来季契約を結ばないとの通告を発表した

青森県出身の佐々木は、木造高校から富士大学、そしてNTT東日本を経て、2020年のプロ野球ドラフトで2位指名を受け入団した

佐々木健投手の経歴

佐々木投手は、プロ初勝利を含む3勝を記録した2022年において、救援左腕として37試合に登板

この時期はチームにとって貴重な戦力となった

しかし、2023年にはトミー・ジョン手術と呼ばれる肘の靭帯再建手術を受け、その結果、戦力外通告を受けることになった

トミー・ジョン手術は、特に投手においてリハビリ期間が長くなることが多く、選手にとって非常に厳しい試練となる

復帰と厳しいシーズン

佐々木は2024年に育成契約を結び、今季支配下選手に復帰したものの、15試合に登板して防御率は5.02と安定感を欠いた

防御率とは、投手がどれだけ失点を抑えられるかを示す指標であり、数字が高いほど投手としての成績が芳しくないことを示す

佐々木のコメント

佐々木投手は、契約を結ばれなかったことについて以下のようにコメントしている

リハビリから野球ができるまでになって、非常にモチベーション高く始まった1年でした

ここまでチームに貢献できなかった分、今季に懸ける思いはとても強かったのですが、1年間終わったときに、やりきれなかった気持ちがあります

こういう結果になってしまい、育成期間中もたくさんの人が支えてくれたので、その方たちへの恩返しができず、申し訳なく悔しい気持ちです

チームに貢献できず申し訳ないです

今後については未定です

西武ライオンズが佐々木健投手との契約を結ばない決定を下したことは、選手自身にとってもチームにとっても重要な選択である。佐々木選手は過去にチームに貢献してきたが、怪我から復帰後に安定感を欠いていた。今後、彼がどのような道を選ぶのか、多くのファンが見守っている。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を修復する手術で、特に投手に多く行われる。この手術を受けると、リハビリに長い時間がかかる。
  • 防御率とは?投手が9イニングあたりに対して、何点失点したかを示す指標で、数値が低いほど優れた成績と言える。

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