西武、佐々木健投手に戦力外通告 故障からの復帰も安定感欠如

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埼玉・所沢市の西武ライオンズが、2025年10月2日に29歳の佐々木健投手に対して戦力外通告を行った

佐々木選手は、2020年のドラフトで2位指名を受け、NTT東日本から入団した左リリーフ投手である

佐々木選手は入団以来、リリーフ左腕として多くの経験を積んできた

2023年には防御率0点台を記録し、安定感を見せたが、シーズン途中に左肘を負傷

その後の8月にトミー・ジョン手術を受け、そのリハビリを経て2024年6月に支配下登録に復帰した

しかし、1軍に昇格後はその安定感が欠如し、15試合に登板して防御率5.02という結果に終わった

2軍降格後も、1イニングで複数失点を喫するなど、思うようなピッチングができず苦しんでいた

これらの成績を受けて、球団側は戦力外通告という決断に至った

佐々木選手のコメント

佐々木選手は、「リハビリを経て野球ができるまでになり、非常にモチベーション高く始まった1年でした

しかし、ここまでチームに貢献できなかった分、今季に懸ける思いはとても強かったが、1年間終わった時にやりきれなかった気持ちがあります」と語った

そして、「育成期間中に支えてくれた方々への恩返しができず、申し訳なく悔しい気持ちです

チームに貢献できず申し訳ないです

今後については未定です

」と心境を吐露した

西武ライオンズの佐々木健投手が戦力外通告を受けたことは、ファンやチームにとって残念なニュースである。復帰を果たしたが、一軍でのパフォーマンスが期待通りでなく、不安定な投球が続いた。これからのキャリアについては未定とのことだが、プロスポーツ界ではこうした厳しい決断が避けられない現実である。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:トミー・ジョン手術は、肘の靭帯が損傷した際にその靭帯を再建する手術のこと。多くのプロ野球選手がこの手術を受けており、成功すれば復帰できるケースも多い。
  • 防御率とは?:防御率は、ピッチャーが与えた自責点の回数を、投球回数で割った数字。数字が低いほど、相手に得点を許さず安定した成績を収めていることを示す。

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