二俣翔一、厳しいシーズンを乗り越える 持ち前の根性で奮闘中
プロ野球選手の二俣翔一が、支配下登録2年目の昨季に続き、今季もチームのために奮闘している昨季は一軍で80試合に出場し、その努力が実を結びつつある彼だが、今季は初の開幕スタメンを果たしたものの、さまざまなトラブルに直面している
開幕スタメンの喜びと苦悩
二俣は「今年はキャンプ、オープン戦から打撃面で手応えがあった開幕戦にもスタメンで出場できたことは非常に感慨深い」と振り返る
しかし、4月2日のヤクルト戦で自らのバットが顔面に当たり、歯を8本損傷するアクシデントに見舞われてしまった
技術的な課題とその克服
彼はこの怪我が影響し、打撃の感覚や体のバランスに異常を感じたという「自打球を受けて以来、スイングにおけるバランスが崩れており、思うような打撃ができない部分がありました」と悔しさを表明した
強い意志で復帰を果たした二俣
尽きぬ努力を重ね、彼はその翌日から試合に出場する覚悟を決めた「このケガで離脱するわけにはいかない」「出たい」という強い気持ちから来る決意だった
しかし、その後5月には二軍落ちし、再び一軍の舞台へ戻るためのトレーニングに注力した
新たな打撃フォームの模索
二俣は二軍で改めて自分の打撃スタイルを見直し、新たなフォームに挑戦した具体的には、中村奨成選手のフォームを参考にしつつ、自身に合ったスタイルに改良を加えた
その結果、ようやく自分の打撃感覚に戻りつつあると語る
「一軍に戻ってからも試合の流れを把握し、良い準備をすることが大切だと思っています」と二俣は未来に向けて希望を見出している
二俣翔一選手の今シーズンは、怪我やフォームの見直しなど多くの試練があったが、それでも彼の根気強さが際立てています。未来の活躍に期待が持てる。どのように自らの課題に立ち向かうのか、注目したい。
キーワード解説
- 自打球とは?自らのバットで身体を打つことを指し、怪我を引き起こす可能性があります。
- スタメンとは?試合開始時に先発メンバーとして出場することを意味します。
- バッティングフォームとは?打撃時の身体の形や動きを指し、技術の重要な要素です。

