近年はアッパー気味のスイング、すなわち「リストを返さない縦振り」に挑戦していましたが、バットを最短距離でボールに当てる「本来のフォーム」に立ち返ったと語ります
「すごく楽ですね」と語る中田は、打撃に対する自信を取り戻したようです
2020年は新型コロナウイルスの影響で120試合制となりながらも、中田はキャリアハイの108打点を記録し、タイトルも獲得しました
しかしその後は新しい打法の試みや、腰痛に悩まされており、昨季は62試合に出場し、打率は2割1分7厘、ホームランは4本と振るいませんでした
契約更改を前に「ラストチャンス」として今季に臨む意気込みを示しており、これまで磨き上げた打撃スタイルでの復活を目指しています
中田は昨季終了後に15キロの減量に成功し、現在は100キロ前後を維持
「腰への負担が消えた」とし、身体的な感覚も2020年と同じレベルにあると自己評価しています
また、リハビリの一環として遅れてキャンプに参加することが許可され、中田は第2クールからの合流を明かしました
「有意義に使いたい」と述べ、体のケアをしながら沖縄でのトレーニングに励む意向を示しています
中田は悔いのない一年を送る決意を固めています
中田翔選手が自己最大の打撃フォームに戻すことで、これからのシーズンにかける期待が高まります。過去の成功を糧にし、今季は新たな挑戦を迎えます。選手が自らの強みを再認識し、それを活かして挑む姿勢は、ファンやチームメイトにとっても励みになることでしょう。
ネットの反応
中田翔選手が今季を引退シーズンとすることを宣言し、過去のキャリアハイである31本塁打を再現しようと意気込んでいます
その中で、多くのファンからのコメントが寄せられました
コメントの中には、彼が昨年行った15キロの減量が今シーズンの成績にどのように影響するかに焦点を当てたものが多く見受けられました
体重を減らすことで、足腰への負担が軽減されることが期待されていますが、同時に年齢面での不安を指摘する声もあります
中には、ホームラン数は期待できないものの、チームの勝利に貢献できる軽打を中心に戦ってほしいという意見もありました
ファンの中には、彼への期待が高まっている一方で、過去の屈辱からどれだけ復活できるかに疑念を持つ声もあります
引退を見据えた覚悟が伝わる一方で、プロとしての厳しい状況認識も表明されています
ネットコメントを一部抜粋
たぶん開幕から１ヶ月くらいはファーストで先発で使うと思います。
去年はとにかく怪我による離脱が多かった。
15㎏減量は足腰への負担が減って良い方向に出るのでは？
引き出しの多い選手だし、今の中日ではほとんどの選手が持っていない日本一の経験もある。
無理だと思いますが、応援してます！
キーワード解説
- 打撃フォームとは？：選手がボールを打つ際の体の動き方やバットの軌道などを指し、選手ごとも異なる特徴がある。
- 本来の自分のフォームとは？：選手が特に得意とし、自信を持って打てるスタイルのことを指します。本田選手は自身の得意なスタイルに戻ることで再起を図っています。
- キャリアハイとは？：選手がこれまでのキャリアで達成した最高の成績を意味し、特に得点や打点といった主要な成績がそれにあたる。
