昨季は21試合で10勝6敗、リーグ2位の防御率2.17という素晴らしい成績を収めていたが、今季は思うようなピッチングができずにいる
武内選手は自主トレ期間中に「左肘内側側副靭帯不全損傷」という怪我を負い、リハビリからシーズンをスタートした
この「内側側副靭帯」とは、肘関節内での安定性を提供する重要な靭帯であり、これが損傷すると深刻な影響がある
5月14日のソフトバンク戦では今季一軍初先発を果たし、見事な勝利を収めたものの、その後は状態が上がらず、3戦2敗、13失点とパフォーマンスが降下
6月15日から炭谷銀仁朗捕手とのコンビで3連勝を収め復活の兆しを見せたが、7月11日以降、再び失点がかさむ結果となった
さらなる逆境が続いた8月5日、打球が左足首を直撃し再び戦線離脱を余儀なくされた
9月17日のソフトバンク戦の復帰登板では、万全を期して臨んだが、10安打11失点という惨状に見舞われ、3回途中で降板
それでも、4月時点で「2年目のジンクス」があることについて、「スタートから出遅れたので逆にもう吹っ切れています」と語り、気持ちを切り替えていた
10月4日現在、武内選手は12試合に登板し、4勝5敗、防御率5.26という成績を残している
これは自身にとって想定外な結果であり、チームにとっても大きな誤算だ
しかし、彼の持つポテンシャルは疑いの余地がなく、今後の更なる復活を期待されている
武内選手の二年目には多くの困難が待ち受けていました。特に怪我に悩まされ、その影響が成績に現れてしまったことは非常に残念です。しかし、彼のポテンシャルはすでに証明されているので、今後の復活を期待したいです。
キーワード解説
- 新人王とは?プロ野球において、その年の最も優れた新入選手に贈られる賞です。
- 防御率とは?ピッチャーが試合中に許した失点数を表し、成績の指標として非常に重要です。
- 靭帯とは?関節を安定させるための組織で、怪我をするとスムーズな動きができなくなります。

