ロッテの西川選手、規定打席に到達し新人王候補として注目

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◇プロ野球パ・リーグ ロッテ-日本ハム(5日、ZOZOマリン)において、千葉ロッテマリーンズの西川史礁選手がシーズン中の規定打席に到達しました

規定打席とは、選手がシーズン中に必要とされる最低限の打席数を満たしたことを指し、詳細には打率や他の成績が評価される際の基準となります

西川選手は2024年のドラフトで1位指名を受けて入団し、シーズンの初めは苦戦を強いられました

特に5月終了時点では24試合でわずか打率.145という成績に留まっており、これが影響して5月27日には2軍に降格

しかし、彼はその後の調整を経て6月13日に再昇格を果たしました

再昇格後の6月は10試合で月間打率.441を記録し、その実力を次第に開花させました

その後も7月と8月には月間打率3割超えを維持し、9月にはシーズン100安打を達成

特に、試合前時点でパ・リーグトップの2塁打数(27本)を誇り、再昇格後の打率は.313となっています

この日、ロッテ対日本ハムの試合では、西川選手は「1番・レフト」としてスタメンに名を連ね、3回の打席でシーズンの規定打席「443」に到達しました

これにより、彼は新人王候補としての地位を確立したとも言えます

シーズン最終試合を含めて、今季の出場試合は107試合、打率は.282、3本塁打、37打点の成績を残しています

西川選手の成長は実に目覚ましいものです。序盤は低迷していたものの、再昇格以降の活躍は新人王候補としての期待を一層高めています。打率の向上とともに、チームの中心選手としての役割も果たしている点が特に印象的です。
キーワード解説

  • 規定打席とは?セ・リーグやパ・リーグで選手がシーズン中に必要とされる打席数のことで、打率や打撃成績を評価する基準となる重要な指標です。
  • ドラフト1位とは?プロ野球選手を選ぶ際に行われるドラフトで、指名権を持つチームが最初に選ぶ選手のことを指します。
  • 月間打率とは?選手の特定の月における打率を示す指標で、その選手のその月の打撃成績を評価するために使われます。

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