栗原陵矢選手、外野へのコンバートを決意 – フェニックス・リーグでの成長に注目

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月6日(月)から宮崎県内で「第22回みやざきフェニックス・リーグ」が開催される

このリーグは、主に若手選手の成長を支援するための場として利用されており、歴代のトップ選手たちもこの地でそのキャリアの第一歩を踏み出している

栗原陵矢選手(ソフトバンク)もこの機会を利用し、自身の成長を図る考えを示している

チャンスを広げるため外野へのコンバートを決断

高校時代に日本代表の正捕手として活躍した栗原選手

彼はソフトバンクに入団後、期待の正捕手候補として注目を集めたが、実際には一軍や二軍の壁が厚く、デビュー当初は三軍でのプレーを余儀なくされた

彼は初めての一軍出場から3年目で、スタメン出場は4年目の10月のわずか1回でしかなかった

この事実に対し、「キャッチャーで勝負できれば一番良かったが、ライバルに勝てない」と厳しい現実を感じていた栗原選手は、チャンスを広げるために外野へのコンバートを決意した

この移行は、経験のないポジションでスキルを磨くための貴重な機会であるフェニックス・リーグでのプレーにより、実現した

可能性を広げる場所

フェニックス・リーグ中は、通常のシーズンにはない特別なトレーニングプログラムが多く組まれており、試合後のランニングなど普段とは異なる練習が行われるため、栗原選手の記憶には「厳しい練習の印象」が強く残ったという

彼は未経験のバッティングフォームや守備位置を試すことで、さまざまな経験を積むことができ、「野球をやっていくうえでの可能性を広げられる場所だった」と振り返っている

「自分がやりたいことや足りないものをレベルアップするための時間」とも語る栗原選手

今年もフェニックス・リーグでは、自分の可能性と向き合う若手選手たちの姿が見られることだろう

栗原陵矢選手の外野へのコンバートの決断は、若手選手にとって大きな挑戦であり、その経験は貴重な成長の機会となります。フェニックス・リーグは、彼のような選手が新しい役割を試し、自分の可能性を広げる場所として重要な存在です。
キーワード解説

  • フェニックス・リーグとは?一般的に、若手選手や新たな挑戦を志す選手のための練習試合やトレーニングを行うリーグで、数週間にわたって開催されます。
  • コンバートとは?あるポジションから別のポジションに移ることで、選手が新しい役割を果たすための動きです。
  • キャッチャーとは?野球における守備位置の一つで、投手からボールを受け取り、試合をコントロールする重要な役割を持つ選手を指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。