中日・井上一樹監督がシーズン終了報告、来季に向けた課題を明かす

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中日の井上一樹監督(54)は6日、名古屋市内の中日新聞社を訪れ、大島宇一郎オーナー(60)に今季のシーズン終了を報告しました

井上監督は今シーズンを振り返り、「キャンプからオープン戦、そしてシーズンに入っていく中で、私の中で思い描いていた青写真通りにことが進まなかった」と語り、自らの指揮に対する反省を述べました

チームは4年ぶりに最下位から脱出しましたが、クライマックスシリーズ(CS)への出場は5年連続で逃してしまいました

約30分にわたる会談では、大島オーナーから「シーズンお疲れ様でした

疲れましたか」と労いの言葉があり、来季に向けて「もうワンランク頑張って上がっていきましょう」と期待を寄せられました

井上監督は「よっしゃ、よっしゃ

よかった、よかった」で済ませたくないとし、4年連続のBクラスからの浮上を目指ニュことを決意しました

今季後半には選手たちに疲労の色が見えたこともあり、9日から始まる秋季練習では体力強化に重点を置いてレベルアップを図っていく方針です

大島宇一郎オーナーのコメント

井上監督の1年目のシーズンが終了しました

主力選手が怪我に見舞われた中でも、チームはシーズン終盤までAクラス争いを演じました

「ファンの皆様の期待に応えられなかったことは悔やまれますが、昨年までとは違う粘り強さを示しました」と、大島オーナーは話しました

来季は本拠地に「ホームランウイング」が新設予定で、打撃面では得点力は向上したものの、さらなるレベルアップが必要とされています

また、投手陣にはより厳しい環境が待っており、球威と制球力の向上が求められています

球団創設90周年という節目に、ファンとともに優勝を目指す姿勢が重要であると大島オーナーは締めくくりました

今季の中日ドラゴンズは、井上一樹監督のもとで新たな挑戦を迎えましたが、4年ぶりに最下位脱出の影には様々な課題が存在しました。監督と選手たちが共に成長し続けることが、来季の成功に繋がるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?
  • ホームランウイングとは?
  • 得点力とは?
  • 球威とは?
  • 制球力とは?

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